薄情者の特徴。他人に興味がなく優しさが足りない!

最終更新日:2017年11月3日

困っている人がいても助けない人がいると、薄情者と呼ぶこともあるでしょう。

このように、普通は助けるべきところを無視したり、興味が無いと一蹴してしまうような人は、薄情者と呼ばれてしまいます。

では、このような薄情者と呼ばれてしまうような人には、どのような特徴があるのでしょうか。

今回は、薄情者の特徴を紹介していきます。

1.他人の言動に興味を示さない

薄情者の特徴として、他人の言動に興味を示さない人だともいえます。

薄情者と呼ばれる場面の多くは助けを求める人を無視するような場面であり、普通の人であれば助けるところを助けないことにより、薄情者だと言われてしまいます。

では、このような時に助けないのはなぜなのでしょうか。

それは、他人の言動に興味を示していないからであり、自分には関係ないと考えているので、他の人が困っていようとなんの手助けも行わないのです。

また、薄情者は自分が優先であり、他の人の利益になるようなことは基本的にはしません。

自分が得もしないことをどうしてする必要があるのか?と考えてしまうので、他の人が困っている場面でも興味を示すことはしないのです。

普通の人は困っている人を助けたいという気持ちを持っているので助けるのですが、薄情者は助けようと言う気持ちを持っていないので、特に何も行動を起こさないといえます。

2.相手の感情が理解できない

薄情者の特徴として、相手の感情が理解できない人だといえます。

このような人は情が薄いというよりも、相手の感情に気が付かないのが原因だといえます。

一般的には、あの人は困っているな、大変そうだなと気がつくことが出来るので、困っている人に対して助けてあげることができます。

しかし、相手の感情が理解できないと、あの人は何をしているのだろう?という意識で止まってしまい、困っている、苦しんでいるという判断ができません。

相手の感情が理解できないことによって、相手の状況を把握できないということも生まれます。

人は困っている人をみたり、助けを求められるから助けるのであり、別に困ってもいない人を助けてあげようと思うことはまずないでしょう。

相手の感情が理解できない人はいつもこの状態であり、別に助ける必要はない、困っている人はいないと認識しています。

そのため助けることをしないのですが、周囲の人から見ると薄情者だと感じてしまいます。

3.優しさが足りない

薄情者の特徴として、優しさが足りないといえます。

一般的には相手の状況を察し、多少の配慮をしてあげることを優しさと言います。

しかし、薄情者はそのような配慮をせずに、容赦のない場面が多々あります。

言い換えると情がないともいえ、喜怒哀楽の感情に訴えるという事ができません。

このような理由から、薄情者は、普通の人であれば可哀想と思う場面に対して何の感情も思い浮かべない、怒るべきところで怒らずに冷徹な判断を下す、などの人間味に薄れた場面がよく表れます。

感情によって左右される出来事が多い人間のなかで、情に左右されない人がいた場合には、薄情者だと思われることが多いといえるでしょう。

薄情者の特徴として、他人の感情に対して興味を持っていないことが多いといえます。

理論的に考えすぎる人に多く、事実のみが正しいのだと考えているためです。

人間は理論と感情を組み合わせてコミュニケーションをとるものですが、中にはどちらかに偏ってしまう人もいることでしょう。

このような人のうち、事実や理論的なものに偏ってしまうのが薄情者であり、人々が通常感じている、感情的な面から物事を考えることができないことが原因だといえるのです。