血の気が多い人の特徴4個

最終更新日:2017年5月23日

ものごとに夢中になりやすく、熱くなりやすい人、

すぐに興奮する人のことを「血の気が多い」と表現することがあります。

男性に使われるイメージの強い言葉ですが、女性に対して使われることも少なくありません。

ここでは、血の気が多い人に注目して、どんな特徴を持っているのか見ていくことにしましょう。

1.競争心が強く負けず嫌い

人と競い争うことが大好きというのが、血の気が多い人の代表的な特徴と言っていいでしょう。

誰に対しても、すぐに競争しようとします。

仕事であれ勉強であれスポーツであれ、あるいは仕事以外の日常的な作業であれ、

いっしょにそれをやっている人に対し、「負けたくない」という気持ちを持ってしまいます。

例えば、会社で大掃除をするとしましょう。

部署内のメンバー全員で職場の掃除をするわけです。

これは仕事ではないのですから、別にみんなわきあいあいとやればよさそうなものですが、

血の気が多い人は、そんな時でさえ競争心を持ってしまいます。

「他の同僚に負けないようにていねいでスピーディに掃除をしよう」と思い、

掃除にさえ熱くなってしまうのが、血の気が多い人ならではの心理的特徴と言っていいでしょう。

かなり特殊な心理なため、ほかの人には理解されないことが少なくありません。

2.短気でケンカっ早い

血の気が多い人はすぐに激高してしまいます。

ちょっとしたことで腹をたて、すぐにキレてしまいます。

「血の気が多い人」と聞いて、「全身を熱い血が駆け巡っている」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

実際には血が熱いわけではありませんが、確かに人よりも温度の高い血が巡っているようなところが精神的にあり、

そのため、ちょっとしたきっかけで、すぐに沸点に達してしまうと考えていいでしょう。

ふつうの人なら、少し不快に感じる程度のことでも、

簡単に頭に血が上ってしまい、「許せない」という気持ちになります。

その結果、人一倍ケンカっ早く、小さなきっかけでもがまんできずにケンカ腰になってしまうのが、

血の気が多い人の困った特徴と言っていいでしょう。

3.正義感が強い人情家

そうした困ったところもありますが、血の気が多い人は基本的に人情家です。

すぐに激高するというのは、自分の感情に正直なわけですから、ある意味、人間的と言っていいでしょう。

冷淡な人に比べれば情味が豊かなわけです。

また、まっすぐな性格なために、間違ったことや不正を許すことができません。

「義憤にかられる」という言葉があります。

自分には直接関係ないことでも、社会的な悪について「許せない」と感じ、

そのことによって迷惑をこうむったり、不利益を受けたり人を見ると、「助けたい」と思う感情の事です。

血の気が多い人は、義憤にかられることが多いのです。

つまり、正義感が強い人情家で、不正や悪を放っておくことができないというのが、

血の気が多い人の特徴ということになります。

4.スポーツ観戦が好き

血の気が多い人は、自分が人と競い争うことが好きなだけでなく、人が競っているのを見るのも大好きです。

その特徴が如実に表れるのがスポーツ観戦でしょう。

実際に試合会場で観戦する場合は言うまでもありませんが、テレビなどで観戦する場合でも、

人一倍熱くなって、まるで自分が戦っているようなテンションで応援します。

特徴的なのは、見るスポーツの種類がたいへんに多いということ。

例えば、サッカーファンなためにサッカーの試合に熱くなるということは、

スポーツ好きな人ならだれにでもあるでしょう。

それに対し、血の気が多い人は、サッカーでも野球でも陸上競技でも水泳でも、

普段特別関心を持っていないような種類のスポーツにも熱くなってしまいます。

特に熱くなるのが、格闘技。

血の気が多い人には格闘技ファンが多いのですが、特別なファンでなくても、

格闘技の試合を見ると頭に血が上ってしまうのが、血の気が多い人の特徴と言っていいでしょう。

血の気が多い人の特徴を4種類ご紹介しました。

身近にそういう人がいるという方は、その人のことを良く知るための参考になさってください。