スピード離婚する夫婦の危険な特徴4個

最終更新日:2017年5月17日

結婚した人への祝辞に「末永くおしあわせに」という言葉があります。

結婚した当人たちも「末永く」と思っているはずですし、

結婚したからには、二人で長く寄り添って生きていくというのが理想の形と言っていいでしょう。

しかし、実際には結婚して数か月とか1、2年で離婚してしまうケースも少なくありません。

スピード離婚する夫婦にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

1.交際期間が短すぎた

スピード離婚する夫婦にありがちなのが、スピード結婚です。

出会ってまだたいして時間が経っていないタイミングで結婚したことが、

スピード離婚につながってしまうことが少なくありません。

特に、お互いにひかれあって交際を始め、一気に恋愛濃度が高まってラブラブ状態になり、

その段階で結婚してしまうと、その後がうまくいかなくなりがちです。

そのようにラブラブ状態だと、相手の欠点が目に入りません。

あるいは欠点までもが魅力的に感じられてしまうこともあるでしょう。

いずれにしても相手を美化してしまうため、相手の本当の姿がわからないのです。

それが、結婚することによって気持ちが落ち着き、相手のことがだんだん見えてきます。

そして、「こんな人とは思わなかった」と相手に幻滅し、

「もう一緒にいたくない」という気持ちになってしまいます。

2.できちゃった結婚をした

でき婚の後にスピード離婚に至るケースもよくあります。

もちろん、でき婚でもうまくいくカップルは少なくありません。

しかし、でき婚の場合、「もともと結婚するつもりはなかった」というケースが多く、

それが理由でうまくいかなくなりがちです。

でき婚と言うのは、多くの場合ハプニング的にいっしょになるわけですから、

さまざまな点で準備不足のまま結婚生活をスタートさせることになりがちです。

特に男性のほうに「こんな年齢で結婚する気はぜんぜんなかった。

もう少し独身生活を楽しみたかった」という気持ちがあると、長続きさせるのはむずかしいでしょう。

この場合、精神的な準備ができていなかったわけです。

また、子どもが生まれると、奥さんは当然子育て中心になります。

そんな奥さんに対し不満を感じる男性が少なくありません。

自分の子どもにジェラシーを感じてしまう男性もいるのです。

これでは、夫婦関係がうまくいくはずがありません。

3.どちらかが強い恋愛体質

結婚するまでは相手に強い愛情を感じていたのに、

結婚したらその愛情は薄まり、別の人に心が移るというケースもあります。

簡単に言ってしまうと「浮気性」ということになるのですが、

どちらかが強い恋愛体質であるというのも、スピード離婚する夫婦の特徴の一つと言っていいでしょう。

極端なケースでは、結婚したときにすでに二股をかけていたというケースもあります。

浮気をしながら結婚したわけで、これでは、夫婦関係は最初からうまくいくはずがありません。

強い恋愛体質の人は、浮気がバレた時、その時だけは反省して見せても、すぐにまた同じことをくりかえすものです。

ですから、短期間で浮気を重ね、その結果スピード離婚ということになってしまうわけです。

4.二人とも離婚に対する抵抗感があまりない

昔と今とでは離婚に対する日本人の意識はかなりちがってきたと言っていいでしょう。

昔に比べて今は、離婚に対する精神的ハードルは、確実に低くなっています。

とはいっても、例えば結婚して半年とか1年という段階では、「いくらなんでも離婚するには早すぎる。

世間的にも恥ずかしいから、もう少しがんばってみよう」と考える人は多いに違いありません。

しかし、二人とも離婚に対する抵抗感をあまり感じていない場合、

「恥ずかしい」「がんばってみよう」という意識は生まれず、「別れたいから別れる」ということになってしまいがちです。

つまり、スピード離婚する夫婦には、夫婦ともに離婚に抵抗を感じていないという特徴があるということになるでしょう。

スピード離婚する夫婦の特徴を4種類紹介しました。

スピード離婚を想定して結婚するカップルはいません。

にもかかわらず、どうしてスピード離婚してしまうケースが少なくないのか、

それを知るための参考になさってください。