どんな人にとっても、失恋はつらいものです。
中には、夜眠れないくらい悲しんでしまうという人までいるほどです。
しかし、このまま不眠が続くと、健康に良くありません。
そこで、失恋で寝れない時どうしたら良いか、具体的な方法を紹介します。
【特徴・方法】
1.疲れ果てるまで思い切り泣く
失恋のつらさを我慢していると、心にネガティブなものが溜まってしまい、寝れない状態が長く続くようになります。
そのため、失恋したら、「つらい」「悲しい」という感情を自分の内側に閉じ込めておかずに、外に発散するようにしましょう。
特にオススメの方法は、「泣く」という方法です。
誰もいない部屋で、気が済むまで思い切り泣いてください。
何時間でも、恥ずかしがらずに大泣きしてしまうということが大切なポイントです。
思う存分泣いて泣き疲れたら、体も疲れてくるため、失恋のことを考える余裕もなくなります。
そのような状態になれば、自然と「休みたい」という気分になり、スッと寝ることができるようになります。
2.癒しの音楽を流しながら、ゆっくり深呼吸をする
失恋で寝れない時は、つらさや悲しみの感情で呼吸が浅くなっています。
そのため、体や脳が興奮状態になってしまい、寝付くことができなくなります。
この状態から抜け出すためには、ゆっくりした深い呼吸をすることが大切です。
まずは心と体を鎮めるために、ゆったりした癒しの音楽を静かな音で流しましょう。
歌が入っているものは、歌詞に気を取られて落ち着かなくなるのでオススメできません。
優雅なメロディーや自然音などが良いでしょう。
そして、ゆっくりと息を吐き、そこから深呼吸を始めます。
この時、いつもの倍くらいの時間をかけてゆっくりと呼吸をすることがポイントです。
これを、寝る前の時間を使って、20~30分間くらい行ってください。
心身ともにリラックス状態になり、ネガティブな気持ちからも解放され、心地良い眠りにつくことができるようになります。
3.リラックス効果の高いハーブティーを飲む
失恋直後は、どうしても感情が高ぶってしまうものです。
そこで、この興奮状態を抑制するために、ハーブティーの力を借りることもオススメです。
カモミールなど、リラックス効果の高いハーブティーを、寝る前にゆっくり味わいながら飲んでみてください。
ハーブティーの香りと味が心身を癒してくれるため、非常に高い安眠効果が期待できます。
失恋でネガティブな感情が高まっている時は、アイスよりもホットで飲んだ方が良いでしょう。
体が芯から温まり、リラックス状態になって、眠りにつくための手助けをしてくれます。
4.自分の悲しみをそのまま受け止め、自分で自分を十分に慰めてあげる
失恋のつらさや悲しみを無理に乗り越えようとすると、ネガティブな感情が抑圧された状態で蓄積するため、
かえって逆効果であると言われています。
これでは、益々眠れない日々が続きます。
そこで、「失恋をして悲しい・つらい」という今の自分の気持ちを、そのまま受け止めてみましょう。
「今自分はつらい・悲しい状態にある」ということを、ありのままに受け止めてください。
そして次は、「つらかったんだね」「悲しかったんだね」と優しく自分に語り掛け、傷ついた自分の心を慰めてあげましょう。
自分の心が満たされたことを感じるまで、何度も何度も慰めてあげてください。
そうしていくうちに、不思議と心が鎮まっていき、ネガティブな気持ちが消え始めます。
そのような状態になれば、心身も心地良く緩み始め、ゆっくり眠ることができるようになるでしょう。
いかがでしたか。
失恋のつらさや悲しみで眠れない時というのは、ネガティブな感情が原因で心身が興奮状態になっています。
そのため、その状態をいったん緩めてほぐし、リラックスした状態を作り上げることが必要です。
意図的にリラックスした状態を作るということは、最初は難しく感じるかもしれません。
しかし、焦らずじっくりと何度も試してみてください。
しばらく繰り返すうちに、ふっと心身の力が抜け、いつの間にか眠れるようになっていきます。
大切なことは、「つらさや悲しみを我慢し過ぎない」ということです。