いつどのような話をしていても面白く感じる人はいるものですよね。
そういった人たちはどうして話が面白いのでしょうか。
今回は話が面白い人の特徴をご紹介します。
1.知識や経験が豊富な人
まずはやはり、話す内容です。
常に同じような話しかしない人や、相手に合わせてばかりいる人の話はつまらないものです。
面白いと感じる人の話には、深い内容があるものです。
話を深くするためには、実際に経験した話が必要です。
つまり、「○○って仕事あるけど、あれって○○らしいよ」よりも、
「○○って仕事あるけど、前に私アルバイトしたことがあって、○○だったよ」という話の方が面白く感じるのです。
もちろん、知識だけでもその知識の量や珍しさによっては、面白く感じます。
例えば、「あの車は、○○っていう昔からある車らしいよ」よりも、
「あの車は、○○っていう車種なんだけど、○年前から走っていて、○○っていう特徴があるんだよ」の方が、
知識量が多くて面白く感じます。
2.笑顔で楽しそうに話す人
次は、話し方です。
先ほど述べたような話をする人であっても、その話し方によってはつまらなく感じてしまいます。
例えば、ずっと下を向いて話していたり、ブツブツ小さな声で話していたりしたらつまらないです。
面白い話し方というのは、自分自身も楽しそうに話すことです。
その為には、笑顔で相手の顔を時々見ながら話します。
時には身振り手振りも自然と出るくらいに、楽しそうに、自分の話の中に入りこんで話すと、話が面白く感じるのです。
この話し方ができれば、多少はつまらない話でも、なんとなく面白く感じてしまうほど、話し方というものは大きい要素ですよ。
3.オチがあること
次に、話す構成です。
基本的には、話の一番最後に、話のメインを持っていきましょう。
そのメインに向かって、どれだけ盛り上げていくのかがカギとなります。
話が面白い人の話をよく聞いてみてください。
どんどん話の先を聞きたくなると思いませんか。
それは、この盛り上げが上手にできている証拠です。
話を聞いていき、最後に「なるほど」「面白い」と思わせることができれば、話し手が上手だということです。
つまらない話であっても、最後にしっかりオチをつけることで、面白い話に大変身することもありますよ。
また、必ずしもメインが最後になっているわけでもありません。
最初にメインを持ってきた方が面白い話もあるでしょう。
話が面白い人は、その判断も間違えずにできているのです。
4.相手に伝えようという気持ちをもつこと
最後に、話す意味を考えることです。
誰に、どうして話したいのか、考えてみましょう。
その相手に伝えたいから話すのではないでしょうか。
伝えたいのであれば、伝えようという気持ちをもって話すことです。
相手に伝えようとすれば、自然と、相手に興味をもってもらうための話し方をすることができます。
話す相手によって、削る部分や付け足す部分を調整しながら話します。
また、相手が話にノッてきたら、もっと掘り下げて話すなどの、その時その時の状況によって話す構成も変わってきます。
相手に合わせて、相手が面白いと感じられる話し方を、
その時の状況によって判断して臨機応変に話すことができる人の話は、面白いのです。
話が面白い人は、ただ単に話しているだけではないのです。
話す内容だけではなく、話し方や話す構成などもしっかり考えながら話しています。
そうすることで、とても面白い話ができるようになります。
しかしやはり一番大切なのは気持ちです。
伝えたいという気持ち、伝えようという気持ちを強く持っている人が、面白い話ができます。