運動神経が良い人ってなんとなく見た目でわかったりするものです。
特に学生の頃は「この人運動できそうだ」と、まだその人の何を見た訳でもないのに思う対象っていたと思います。
また小学校なら運動神経の良い男の子は何故かモテますし、それは中高に上がっても同様のことが言えます。
では、運動神経が良いと言われる人はどういう人なのか、その特徴と共に紹介していきます。
1.思った通りの動きができる
憧れのスポーツ選手等がいる場合は自然とその人の動きを真似たり、また学校の同級生の中で運動ができる人がいて、
その人のように動きたいと思って動いてみたら出来てしまう人は運動神経が良いです。
こういう人は本能的に、どこの筋肉をどう動かしたら実際にどう動けるのか、周りからどういう風に動いて見えているのかという点がわかっています。
そしてそれが無意識の場合が多いです。
人はみんな思った通りに筋肉を動かせるものですがそれは箇所によります。
力こぶを作ってくださいと言ったらほとんどの人は上腕二頭筋を意識してそこの筋肉を動かすことができますが、細かい筋肉になってくるとそれは難しいものです。
ですが運動神経の良い人はそれができてしまいます。
こういう人は運動神経が良いというより体の動かし方が天才肌と言った方が良いかもしれません。
2.自分のパターンを認識している
ある医師が研究した結果、人の動きには大まかに四パターンあり、自分にどのパターンが合うのか先天的に決まっています。
ですが学校やクラブ活動で教えてもらう動きはそのスポーツの基本的な動きであり、言い換えると四つある動きのパターンの中の一つでしかありません。
そして、自分の本来合っている動き方のパターンと教科書通りの動き方のパターンが元々合っている人は、スポーツを難なくこなせる人です。
また、そうでなく教科書通りの動きのパターンが出来なくても自分に合った動きのパターンを自然に見出せる人も運動神経が良いと言われます。
これは割と最近の研究成果なのでまだ世に多く広まっている訳ではなく、だからこそ学校では教科書通りのいわゆる「効率の良い動き方」を教えています。
ですがそれは、その動きのパターンが体に合っている人にしか通用しないのです。
違うパターンが体に合う人にとっては、その動き方は効率の悪い動きになってしまい、一般には運動神経が悪いと言われます。
3.かっこいい人
今度は科学的な話ではなく精神的な話です。
見た目がかっこいい人、小学校や幼稚園の頃から人気者だった人はそうでない人に比べて自信を持っていることが多いです。
そして自信を持っていると色んなことに挑戦できます。
そうして挑戦していく中で、そのスポーツを上手くこなすための体の動かし方を学んでいくのです。
幼少期から引っ込み思案な人や勉強中心だった人、そういう人でも見た目がかっこよくて自分に自信があれば友達と積極的に遊び、
そしてその中で体の動かし方を学んでいきます。
しかしかっこ良くない人、そういう人は上記の1と2のパターンに当てはまらない場合は運動神経が良くなりません。
言い方を変えると、生まれつき運動神経が良くなくても見た目がかっこ良ければ後天的に運動神経が良くなるということです。
よく「かっこ良くて運動神経まで良い」と僻みの対象にする人がいますが、
そういう人は元々ではなく幼少期の経験から運動神経が良くなったと考えられることがあります。
それは、育った環境によって自分の運動パターンを見つけられた人です。
かっこよくなくて運動神経が悪くても、
しっかり運動する環境にあってそこで色々チャレンジできる自信と勇気があれば後天的に運動神経が良くなると言えます。
もしお子さんの運動神経が悪くて悩んでいる人がいるのなら、教科書通りのやり方ではなくその子に合ったやり方を見つけることが先決でしょう。