たくさんのゲストを呼んで豪華絢爛なウェディングドレスを着て高級料理を食べる派手婚を選択する人がいる一方で、少なめのゲストでシンプルな地味婚を選択するカップルもいます。
結婚観が様々なように結婚式のスタイルも夫婦それぞれですが地味婚を選ぶ夫婦にはどんな特徴があるのでしょうか。
ここでは地味婚にする人の特徴を紹介します。
【特徴・方法】
1.ゲストの選別に気を使いたくない
地味婚にする人は決して友人や知人が少ない人だけというわけではありません。
むしろ交友関係が幅広い人ほど、この人を選んだらあの人も呼ばないと角が立つ、席次表を考えるときにこの人だけテーブルで孤立してしまうなどゲストを選別する時に非常に気を使います。
それならばあえて地味婚にして、ゲストは新郎新婦の親戚と15年来の親友されたら一人だけ。
と絞り込んでしまった方が他のゲストにも角が立ちません。
結婚式以外のところで和夫甥友人や知人に報告をする形の方が、お互いに気が楽だという考えです。
2.別のパーティーや二次会を計画している
地味婚にする人は、結婚式自体をシンプルに済ませ別のところで二次会形式や、友人のグループごとに結婚報告のパーティーを計画している夫婦もいます。
結婚式という一日の中で、プライベート、職場、親戚全てに結婚を報告するイベントを盛り込むとすると相当な準備が必要です。
それを考えれば結婚式自体は地味にして、それぞれの交友関係に沿ったパーティーを行うほうが効率的と考えます。
3.式の費用を節約して新婚旅行に回したい
地味婚にする人の中には、結婚式の費用を節約してその分二人で豪華な新婚旅行をしたいと考えている夫婦もいます。
結婚式そのものに強いこだわりがなければ、準備に時間や費用をかけてゲストに色々気を使うよりも、夫婦水入らずで夢だった旅行先に新婚旅行をしてそちらにコストをかけるほうが夫婦にとって有効だという価値観です。
4.式よりも新婚生活に費用を使いたい
地味婚にする人の中には、堅実志向な夫婦もいます。
結婚式は確かに華やかでみんなから祝福されて思い出にはありますがその時限りのものです。
しかし新婚生活はこれからずっと続くので、そこで必要な家を用意したり家具を用意したり必要な費用はたくさんあります。
1日限りで終わってしまうイベントに費用を使うよりもこれから永遠に続く生活に費用をかけたいという価値観です。
5.他の夫婦と競争したくない
費用面やゲストとの兼ね合い以外に、どうしても他の夫婦と比べられがちな結婚式のランク付け競争にあえて参加しないために地味婚を選ぶ夫婦も多いです。
特に、30代以降一通りの結婚ラッシュを経験した後だと余興や演出、式場をとっても必ず誰かと被りがちです。
その後で誰とも被らないで、かつ他と比べても見劣りしない結婚式をあげようとすると相当効果で個性的なものを準備しなければなりません。
そこまで気を使うぐらいなら、地味婚を選んで本当に親しい人達だけで祝福してもらえば無駄な気遣いが不要になります。
6.目立つのが苦手
地味婚にする人の中には夫婦両方が、もしくは夫婦のうちどちらかが目立つのが苦手なタイプのこともあります。
結婚式は確かに晴れ舞台ですが、参加者全員、時には通行人までが二人に注目する場面です。
そんなふうにみんなの注目を集めることが快感なタイプの人もいれば、やはりそういった場面では緊張してしまって素直に楽しめない人もいます。
そういった人たちにとっては地味婚という選択肢は二人にとってとてもぴったりです。
いかがでしたか。
一昔前は結婚式は派手なら派手なほどいいという風潮があり、地味婚はかわいそうと両親や親戚から思われてしまっていた風潮がありました。
しかし現代では結婚式のスタイルも様々で二人で選んだ最良の形を取ることが最も重要です。
その意味で地味婚と言う選択肢が一般的になってきたのは個性を尊重する意味でとても良いことです。