猫嫌いな人の理由は潔癖やアレルギー

最終更新日:2017年7月27日

大きい瞳にふわふわした毛並み、長い尻尾と猫をとっても可愛いと思う人はたくさんいます。

しかし中にはそんな猫をどうしても好きになれない、嫌いだと思ってしまう人もいるのです。

今回は猫嫌いな人の特徴をご紹介します。

1.家の壁や家具がボロボロになってしまう

猫の爪はとても鋭く、それでもって壁を引っ掻かれるとすぐに壁紙が剥がれてきてしまいます。

猫の性格にもよりますが、専用の爪とぎを用意しておいても、その場所以外で引っ掻いては駄目だと叱っても、聞き訳の無い子もいるのです。

壁紙に始まりソファ、カーテン、そして床だったり絨毯を引っ掻いてしまう場合もあります。

猫好きな人からすれば「それも猫の特徴」だと考えられるかもしれません。

しかし猫嫌いな人からすると「何度言っても聞いてくれない=猫はこういう事をして家をボロボロにするから嫌い」だと思うのです。

2.猫の気まぐれな性格が合わない

凄く人懐っこい甘えん坊な猫かと思いきや、不意に離れていってしまったり、呼んでもこちらへ来てくれない性格の猫もいます。

それは猫の性格ですからしょうがない事ですが、そういった「気まぐれな所」があまり好きじゃないという人もいるのです。

特に猫を飼った事のない人ですと、そういった猫の気まぐれな性格を「人に懐かない、人に対して冷たい」と勘違いしてしまう事があります。

猫派解りやすい愛情表現をしてくれないから、何を考えているのか解りにくいからと嫌いになってしまいます。

こういった人の場合、どうしても愛情表現の激しい犬と比較して考えてしまう場合もあります。

3.猫アレルギーがあるが故

犬アレルギーや鳥アレルギーもあれば、猫アレルギーもあります。

アレルギーは血液検査をしないと解らない人もおり、猫に近づくだけで鼻がむずむずする=猫が苦手となり、猫嫌いになってしまう事もあります。

猫は犬よりも野良の数が多く、飼い猫でも街で1匹で出歩いている所を見かける事がよくあります。

猫が毛づくろいをしていると風に乗って抜けた毛が飛んでくる事もあり、そこからくしゃみだったり痒み、呼吸が乱れてしまう人もいます。

そういった自分に対して辛い思いをさせる猫がどうしても苦手、と思ってしまう人だっているのです。

4.潔癖症な場合

野良猫の中には体にノミやダニがついてしまいそれで皮膚が荒れている、毛が抜けている可哀想な状態の猫もいます。

風邪を引いていると目がしょぼしょぼして涙目になっていたり、くしゃみをしている猫もいます。

他にも人の食べている物が気になって机に乗ってしまう猫、顔を舐めてくるという可愛い猫もいます。

猫好きな人からすれば病気の猫でも可哀想、治療してあげようと思いますし、机に乗るのも可愛いと思う人もいます。

しかし潔癖症な人からすると、そういった状態の猫は可哀想だけれど近づいて触れない、机に乗られるとその食べ物が食べられないという人もいるのです。

潔癖症は特に治そうと思っていてもなかなか簡単に治るものではありませんし、かと思えばある日突然今まで駄目だった事が平気になっている場合があります。

猫好きな人からすれば潔癖症な人の考えがあまり解らないと思いますが、潔癖症な人はその人なりに日々の生活が大変です。

5.猫の爪が恐い

元々猫好きだった人でも、猫に引っ掻かれて猫嫌いになる場合があります。

猫にするとじゃれているつもりでも、その爪は鋭く尖っているのでちょっと手が当たっただけでも血が出る怪我を負いやすいです。

こういった事が子供の頃に起こってしまうと、後々大人になっても猫の爪が恐いから猫が嫌いだと苦手意識を持つようにもなります。

飼い猫でも爪の手入れをしてあげないといけませんし、野良猫だと伸び放題になっている事もあります。

猫嫌いの中には、猫のキャラクターは好きだけど実際の猫はどうしても好きになれないというタイプもいます。

猫が嫌いなんてありえない、こんなに可愛い生き物を嫌うなんてと思っていても、猫嫌いは益々意固地になってしまいます。

猫嫌いには猫嫌いなりの悩みがありますから、決して猫好きの意見を押し付けずにいましょう。