人に媚びを売ることによって自分の価値を上げようとする人は多くいるもの。
そんな中、媚びらず自分の力だけで這い上がろうとする人もいます。
媚びらない人にはどんな特徴が見られるのでしょうか。
1.甘えることができない人
昔から甘えることが苦手だった人、あるいはどうやって甘えれば良いか知らない人は、
媚び方も知らない可能性があります。
上司や先輩といった目上の人に対して、どう接することで媚びれるのかを知らない人は、
媚びたくても媚びれない現実があるのでしょう。
こうした人は目上の人に限らず、友達や家族といった身近な関係の人にも媚びることができず、
自分の中で解決するしか術がないのかもしれません。
生き方が多少不器用になってしまうため、苦労することや追い詰められてしまうことも多く、
甘える方法を身につけた方が楽なこともあるでしょう。
2.実力がある人
なんでも自分でできる、目標を達成することができると、
実力があって自信がある人は、媚びなくても生きていける人です。
努力したり、コツコツと毎日継続することができる人は、媚びることにメリットを感じていないのかもしれません。
媚びることで近道をすることができるかもしれないけど、
時間がかかったとしても自分でできると信じている人は、自分の力を信じて突き進みます。
周りの手を借りたり、媚びてまで近道をしようとは思わない。
これまでの人生で様々な経験を積み、実力を備えてきた人は、
人に媚びるというやり方ではなく自身の力で進むでしょう。
3.一人を恐れない人
グループに所属していないと孤独を感じる。
あるいは、一人になると孤独に押しつぶされそうになるくらい怖いと思ってしまう人。
仲間がいないと孤独を感じ、一人で生きていくことができない人は媚びるという方法で仲間を作り出していきます。
しかし一人を恐れない人は、仲間を作りたいがために媚びを売ったりせず、
自分をしっかりと持っている人と言えます。
自分の意見をハッキリと言える人、断ることができる人、
自分の意思で物事を決められる人など、一人でいることに恐怖を感じない人は人に媚びません。
仲間を作ろう、一人になりたくない、という思い以上に、自分を貫きたい、
思った通りに進みたいという気持ちが強いために、媚びることはしなくても済むのです。
一人でショッピングに行く、一人でランチを楽しむといった人は、
一人になることに恐れることがない人と言え、また人に媚びないという特性も持っているでしょう。
4.タフなメンタルの人
誰かに媚びて仲間意識を強く持っていないと不安になるという人もいます。
人目を気にしてしまう人、人からの意見に左右されてしまう人は、
媚びることで相手の機嫌を伺い、その不安を消していると言えます。
そんな中、タフなメンタルの持ち主は、自分が周りからどう思われているかをそこまで気にしません。
人から意見されても「私はこうですから」「こうと決めたので」と固く決意し曲げることが少ない。
媚びることで仲間意識を持ってもらうか、逆に媚びないことで自分を出せるかの選択の際、
後者を選んでいる人と言えます。
自分の人生を全うしており、精神的にもタフである特徴を備えていると言えるでしょう。
媚びることで自分の社会的地位が良くなったり、人間関係を円滑にすることができるかもしれません。
しかしその代償に、自分を出せない、意見を言えないといったデメリットも出てきます。
人に媚びない生き方をしている人は、社会的地位を築きにくい、
周りとのコミュニケーションが上手くいかないといった問題があるかもしれませんが、
しっかりと自分を持ち、また出していることで、自分らしい生き方、全うした生き方ができていると言えます。
どちらが良いのかは、自分が人生に求めているものによって変わってくるでしょう。