仕事やスポーツなどにおいて、お互いが信頼し合い協力し合えることができる団結力が高いチームは良い成果を出します。
集団で何かを成し遂げるためには、個人個人の結束力は無くてはならない物であり、
一致団結することは勝敗のカギとなるでしょう。
では、一致団結する人達にはどのような特徴があるのでしょうか。
1.明確な同じ目標を持っている
スポーツチームでは優勝するために、職場ではより良い仕事をするためにと、
人は何かの目標を達成するために集まります。
何の目的がないまま集団ができてしまったとしても、何も生み出すことはできず次第にバラバラになっていくでしょう。
集団の中で明確な同じ目標を持つことにより、皆がその一つの目標に向かって頑張ることができます。
目標意識が高くなると、そのために何をしないといけないかという個々の役割が生まれてくるでしょう。
各々が自分の得意とすることを発揮し、メンバーが苦手なところを周りがカバーして一致団結していくことで、
目標に向かってつき進むことができます。
一致団結する人達は、同じ目標に向かっているからこそ、
1本の同じ道を歩くことができて脇道へと道を踏み外すことがないのです。
2.チームの中で役割がある
一致団結するためには、お互いの存在や役割を認めあうことが大切です。
集団の中で誰か一人だけに役割が任されていては、役割を持たないメンバーはやる気が無くなっていくでしょう。
それぞれが責任を持った役割を持つことで、
「自分が頑張らないとこのチームは成り立たない」というチームの中での存在意義が生まれ、
自分の力を発揮することができます。
人は集団の中で役割を担い責任感を持つと、自分の力以上のパワーを発揮できることがあります。
一人でがむしゃらに頑張っても出せる力には限度がありますが、
一人一人が自分の出せる力を発揮してメンバー同士が協力し合うことで、
はるかに大きな成果を出せるようになるでしょう。
3.苦楽を共にする
一致団結することができる人達は、その仲間たちと苦楽を共にして生活しています。
スポーツや遊び、食事、入浴など多くのことを共有することで、強い結束力が生むことができます。
昔から「同じ釜の飯を食べてきた仲間」という言葉がありますが、
一緒に食事を共にして生活してきた仲間との絆は深くなっていくものです。
クラブの仲間とご飯を食べに行ったり、スポーツの後に一緒に銭湯に行ったり、
会社の職場仲間と飲みに行くことは、一致団結するために重要な要素です。
飲みに行くことで職場以外での相手の意外な一面を知ることができ、
苦手だった人と打ち解けることができたなんてことはよくあることです。
様々な体験を共にすることで絆が深まり団結力が高まっていくのです。
4.協力し合う
一致団結する人達は、協力しあうことの大切さを理解しています。
チームが協力し合うことは当たり前のことだと思うかもしれませんが、これを実行するのは意外と難しいものです。
たくさんの人が集まる集団では、実力のあるスター選手のような人が現れます。
その実力のある人が、スポーツでも職場においても、
個人プレーを始めては一致団結することができなくなってしまいます。
能力が高い人は自分だけが活躍しようとするのではなく、
チームが成功するためにはどうすれば良いのかをよく考えなければなりません。
いくら能力が高いからといって自分一人で成し遂げられることはたかがしれています。
成果を出すためにはチーム一丸となることが必要で、
そのためには、能力のある者もその人をサポートする人も同じぐらい大切な存在です。
一人だけ個人プレーをしていると、周囲からそっぽを向かれてしまいチームはバラバラとなってしまうでしょう。
一致団結する人達は、明確な同じ目標を持ってチーム一丸となり、
それぞれにチーム内での役割を持ち責任感を持っています。
一緒に食事をしたり生活を共にすることで絆が生まれ団結力が高まります。
彼らはみな、協力し合うことの重要性をよく理解し、成功するには個人プレーは必要ないと認識しています。
チームが一致団結するには、多くの時間と苦労が伴いますが、
一致団結することができた時に素晴らしい力を発揮することができるでしょう。