あなたにとって自分が素を出して、自然体でいられる相手はどんな人ですか?
自然体で居られる相手は、そんなに多くいる訳ではなく、出会える可能性も少ないものです。
自分にとって素を出す為にはどんな人であるべきなのか、
自然体で居られる相手の特徴をご紹介します。
1.ネガティブな発言ができる人
相手に気を遣ったり、自分をよく見せようと思ってしまうと、ネガティブな発言は控えてしまうものです。
ネガティブな発言をすることで、その場の空気を重くしてしまったり、引かれてしまう可能性もあって、
そこに遠慮や気遣いが出てしまうもの。
その中でもネガティブな発言ができるという関係は、あなたにとって相手が自然体で居られる人ということになり、
心を許している人といえます。
愚痴や不満、時に人の悪口を言えるという相手は、あなたにとって自然体で居られる相手になっているのでしょう。
2.沈黙が平気な人
狭い空間で相手と二人きり。
こんな状況になると、「何か話さないと」と焦ったり、どこかに逃げたいと思ってしまう空気になってしまいます。
ただ、そんなことを気にせず、沈黙が平気だと感じる相手であれば、あなたは自然体で居られているという証拠です。
沈黙が苦にならず、焦りや緊張感を持たないということは、
その場に相手がいるということを過度に意識していないということです。
そこにいることが当たり前、まるで空気のような存在という相手は、あなたにとって自然体で居られる相手。
そこで変に気になったり緊張してしまうのは、まだ相手に対して自然体で居られていないということです。
3.関係が平等な人
人と比べること、張り合うことは、生きている中で当たり前のようにあることです。
自分よりも出来る人を羨ましく思い、時にライバル視して距離をとったりしてしまう。
しかし、もし相手が自分と同等なレベルの人であれば、自然体で居られるのではないでしょうか。
同じくらいできる、同じくらいコンプレックスを持っているという同等な関係は、自分を自然体で居させてくれるものです。
比べることに意味がない、特に秀でて優れている所が見つからない。
そんな相手だと、着飾ったりプライドを持ったりしなくて済むため、自然体でいられます。
そこから成長するということは少ないものの、一緒に居て楽、一緒にいると落ち着くと感じるのは、
自分と似た人であるからなのかもしれません。
4.自然体でいる人
相手が自然体でいると感じると、徐々に気を許すようになり、自分も素が出てくるものですよね。
逆に相手がいつまでも気を遣ってきたり、緊張している場合は、それが自分に伝染するかのように気を張ってしまう。
自分が気を遣うタイプの人間だったり、人との間に壁を置いてしまうタイプの人は、
相手が自然体で居てくれることによって、自分も出せるようになっていくものです。
相手が気を遣わずに自分に接してくれていると分かると、そこに置いていた壁や距離はすぐになくなり、
今度は自分が自然体な人へと変わっていく。
なかなか自然体で居られることができない人であっても、相手が近付こうとしてくれていたり、
相手が素を出してくれると、「この人なら安心できる」と思えるものです。
自分への行動や発言が自然体な相手に対して、自分も自然体で居られると思う人は多いことでしょう。
自分にとって自然体で居られる相手というのは、心を開いていたり、自分と似ていると感じている相手です。
気を遣えば相手も気を遣う、遠慮すれば相手も距離をとる。
自分の行動一つで、相手からも自然体を奪っている可能性も考えられます。
自分が自然体でいたいと願うなら、相手にもそう思ってもらう必要があり、
こうした特徴を持っている人を相手にすると、心地よい関係を築くことができるかもしれません。