昭和美人の魅力的な特徴5個

最終更新日:2017年1月5日

今は、華やかな顔立ちの女性が人気を集めていますが、

その一方で、「昭和美人」と呼ばれるタイプの顔立ちも、根強い人気を誇っています。

何より昭和美人は、日本人女性が持つ美しさをしっかり体現しているという点が大きな魅力です。

では、そんな昭和美人の具体的な特徴についてご紹介します。

1.眉にあまり手を加えていない

昭和美人の大きな特徴の1つが、あまり手を加えていない眉です。

平成に入ると、眉を細くしたりして、自分好みの眉をデザインすることがトレンドになってきました。

しかし、昭和美人の顔は、自分が持っている眉の形をそのまま生かすという特徴が見られます。

人によっては、眉が薄い人もいるため、その場合は眉を描くということもありますが、

この場合も、自分の眉毛の流れに沿って、できる限りナチュラルに仕上げるのが昭和美人です。

決して、元々の自分の眉とかけ離れた形や太さの眉は描きません。

そのため、どこか垢抜けない印象になりますが、かえってその素朴さが昭和美人の魅力の1つでもあります。

2.目を大きく見せるメイクはしない

平成以降は、西洋人のように、目が大きくパッチリした人が美人の代名詞となっています。

しかし昭和美人はまったくの逆です。

自分の元々の目の大きさを生かした目元を演出しているのが昭和美人の特徴です。

昭和美人は、アイメイクをする際、肌馴染みの良い上品な色を使い、目元をあまり大きく強調させることはしません。

必要以上に目をパッチリ見せるために付け睫毛を使ったり、

瞼を無理に二重にするためにアイプチを使ったりすることもありません。

そのため、目元がぽてっとした印象になりますが、昭和美人は、

目元ばかりを大きく強調することがないという点が特徴です。

3.色が白く、しっかりしたメイクをしなくても肌が美しい

昭和美人と言われている人は、総じて、色が白いという特徴があります。

透き通るような色白の肌で、おとなしく儚げな印象を与えますが、その地味さこそが昭和美人の魅力です。

色が白いだけではなく、肌のきめが細かく、とても美しいという点も特徴です。

そのため、しっかりしたメイクをしなくても、十分に肌がキレイに見えるという美点も持っています。

メイクをする際も、肌の色を塗りつぶしてしまうようなメイクではなく、

素肌感を生かすメイクをしているので、昭和美人は全体的にナチュラルな雰囲気を醸し出しています。

4.黒髪が美しく、あまり髪に手を加えていない

平成以降は、カラーリングやパーマなどで個性を積極的にアピールするような髪型が主流ですが、

昭和美人は髪にあまり手を加えません。

元々の黒髪の美しさを生かした、ナチュラルなツヤ髪であるという点が、昭和美人の髪型です。

カットする際も、段を付けたカットやワイルドな雰囲気のカットはしません。

できるだけ裾を切りそろえた、まっすぐな髪型であることが特徴です。

そのため、どこかレトロな雰囲気が漂いますが、このような髪型こそが昭和美人の特徴です。

5.色味を強調しないメイクをしている

昭和美人の顔は、どちらかというと凹凸のない顔立ちです。

元々日本人はそのような顔立ちですが、昭和美人はメイクをする際、

日本人独自の顔立ちを生かし、凹凸をあまり作らないように意識しています。

全体的に色味のない化粧品を使っており、素肌に自然に馴染むような色を使うことを意識したメイクをします。

例えば、口紅は、顔から浮いてしまうことのないような薄いピンクやベージュを使います。

例えば、保保が赤すぎる仕上がりになるチークは避け、肌にうっすら馴染むような、肌色に近いオレンジなどを使います。

このように、色味を強調しないメイクをするため、一見するとすっぴんに見えてしまうということすらあります。

昭和美人の特徴は、顔のパーツを強調したり、個性的な色を使ったメイクをしたりしないため、

一見すると地味で特徴がない顔立ちに見えてしまいます。

しかし、日本人の特徴である「凹凸が少ない顔立ち」という美点を十分に生かし、

自然体で柔らかな美しさを持っているのが昭和美人の特徴です。

その優し気な雰囲気に惹かれる人も非常に多く、昭和美人の顔立ちは、

平成以降の美人に負けず劣らずの人気を集めています。