不景気が続くと、それに比例するように、底辺な生活を送る人が増えていきます。
1度底辺な生活をするようになってしまうと、
そこから這い上がるためには、とてつもない努力が必要になります。
では、底辺な生活を送る人には、具体的にどのような特徴が見られるのでしょうか。
今回は底辺な生活を送る人の特徴をご紹介します。
1.常に借金から逃れられない
底辺な生活を送る人は、借金を繰り返すという特徴があります。
それも、常に多方面から借金をしているという状態であるため、
彼らも「お金を借りる」という行為に対して、感覚が麻痺してしまっている可能性があります。
そのため、借金を繰り返しても、その行為に対して、
「また借りてしまったけれど、しょうがない」くらいの認識しか持たなくなってしまいます。
彼らは、借りたお金が返せなくなると、他から借金をして返せば良いという考えを持っています。
これも、借金を繰り返したり、借金の金額がどんどん膨らんでいく原因です。
「お金を借りる」という行為に対する認識の甘さが、「軽い気持ちで借金に手を出す」という結果となり、
いつまで経ってもその悪循環から逃れられなくなります。
2.決まった仕事に就いていない
底辺な生活を送る人は、仕事を転々とするという特徴も持っています。
自分の人生を長い目で見据え、長く続けられる仕事に就くということをしないので、
将来的に何の保証もない生活を送ることになります。
食を転々とする暮らしに嫌気がさしてしまうと、全く働かなくなってしまうという人もいます。
安定性のない生活に疲れ、やる気すらも失ってしまいます。
この段階にまで達してしまうと、「自分の生活を立て直そう」という意志を取り戻すのは至難の業です。
ダラダラ過ごすという毎日に慣れ過ぎてしまい、頭も体も動かなくなってしまうからです。
そのため、生活を立て直すために何をすべきかという考えすら、頭に浮かばなくなってしまうという結果になります。
3.何かに依存してしまう傾向がある
底辺な生活をしていると、「この先自分はどうなるのか」という不安が常に付きまといます。
そのため、どうしても精神的に不安手になってしまいます。
その結果、心のバランスをとることが難しくなり、何かに依存してしまうというケースもよく見られます。
お酒やギャンブルに依存してしまうケースもありますし、
インターネットやスマホに依存してしまうというケースもあります。
いずれにせよ、1度何かに依存するとそこから抜け出せなくなり、
自分の生活を立て直すエネルギーもチャンスも失ってしまいます。
その結果、更に自信をなくすことになり、益々依存を悪化させてしまうことになります。
そうなってしまうと、いつまで経っても底辺な生活から抜け出すことができなくなります。
4.自信がなさそうに、うつむき加減で歩いている
底辺な生活を送ってる人は、「こんな人生しか歩めない」という自分に対して、大きな罪悪感を抱いています。
かと言って、自分1人ではどうすることもできないため、不安と恐怖に怯えながら毎日を過ごしています。
そのような内面が表に出ており、いつも自信がなさそうに、うつむき加減で歩いているということも特徴の1つです。
そのため、目線はいつも下向きで、まっすぐ人の目を見て話すことができません。
そして、いつもうつむいているため、姿勢も良くありません。
彼らは、追い詰められたような毎日を過ごしているため、運動をして体力をつけたり、
十分な栄養を摂ったりする余裕もありません。
このことも、「猫背で、いつもうつむき加減」という状態を作っている原因です。
底辺な生活をしている人は、経済的にも精神的にも余裕のない毎日を送っているため、
その悪循環から抜け出せず、自分でもどうして良いかわからない状態になっています。
その結果、底辺な生活から抜け出すための考えも気力も生まれず、這い上がるためのチャンスを逃してしまいます。
底辺な生活の悪循環に陥らないようにするためには、そのような状況になってしまう前に、
適切な経済観念を身に付ける必要があります、そして、他の人の意見や情報も取り入れながら、
心身共に余裕ある生活水準を維持する努力を続けることが大切です。