自分のここが嫌だ、こんな性格を直したいなどなど、自分の性格について悩んでいる方は多いでしょう。
しかし、性格といえば生まれてから長年積み重ねてきたものであり、そうそう簡単に変わるものではないといえます。
また、変えようと思えば既に変えていると思う人もいるでしょう。
このような性格ですが、全てが変わらないわけではありません。
もちろん、確固たるもので変わらない部分もありますが、もしかしたら、悩んでいる部分は変えられるかもしれません。
今回は、「性格を変える方法」をご紹介していきます。
1.考え方を変える
人の性格は、生まれた時点で決定しているわけではありません。
その後の生活によって、人それぞれ違った性格へと変わっているのです。
そのため、現在持っている性格というものは、生まれた後に作り上げられたものだといえます。
すると、作り上げられたものですから、これから更に作り上げることもできます。
また、一般的に性格と呼ばれているものは、「考え方」である場合が多くあります。
多くの人が性格と呼んでいるものは一種の考え方であり、「生まれてから作られた考え方」でもあります。
このように考えると、性格を変えるということは、考え方を変えるということにつながります。
例えば、ネガティブな性格の人は、物事をネガティブに考えてしまう人です。
であれば、物事をポジティブに考えてみると、自然にポジティブな性格へと変わっていきます。
このように、性格の一部分は考え方であるので、考え方を変えることが、性格を変えることにつながるのです。
2.行動を変える
性格を作っているものの1つが、行動です。
人は知らないうちに同じような行動を取っており、その行動がパターンになってしまってます。
このパターンがいつまでも続いてしまうと、人はその行動を性格だと呼び始めるのです。
このような理由から、性格を変えたいのであれば、行動を変えることも大切です。
例えば、「人見知りが激しい」という性格で悩んでいるのであれば、自分から人に話しかけていくといいでしょう。
自分から人に話しかけていく、という行動を繰り返していくと、
人見知りが激しいという性格は自然になくなっていくはずです。
このように、人の性格の一部分には、行動が含まれています。
行動を変えることで性格を変えることにつながるのです。
3.環境を変えてみる
性格が決まる要因の1つとして、環境があります。
人は同じ環境にいることで、役割が生まれ、その役割が性格に変わってしまいます。
例えば、普段から人の話を聞いてばかりいる人は、他の場所に行っても人の話を聞く役割になってしまいます。
すると、物静かな人、自己主張しない性格、などとレッテルが貼られてしまうでしょう。
このように性格が作られていくのであれば、普段と違う環境に身をおくことが大切です。
先程の例であれば、自分が中心となって過ごせるグループに所属してみるのもいいでしょう。
人は与えられた環境で役割を得ることで、その役割が性格に変わっていくこともあります。
4.見方を変えてみる
短所だと思っている部分を長所と見直すことで、性格を変える方法もあります。
例えば、「うるさい人」、であれば「元気な人」、「無口な人」であれば、
「落ち着いた人」などといいかえることができます。
このように、性格の見方を変えてみることで、性格を変えることができます。
この方法は特に、マイナスをプラスに変える時に役立ちます。
変えることのできないと思われがちな性格ですが、考え方や行動を変えることで、簡単に変えることができます。
自分の性格が嫌いだ、変えることができないなどと思わず、行動や環境など、
変わりやすいところから変えてみるといいでしょう。