寒くなる季節になると流行が目立ってくる風邪。
でも季節関係なく風邪をひく率が高く、いつも気付けば具合が悪いという人も少なくありません。
風邪をひきやすい人の特徴を知ることで、ひきにくく変えていくことも出来るかもしれません。
今回は風邪をひきやすい人の特徴をご紹介します。
1.あまり清潔ではない人
学校や仕事から帰ってきたら、まずはうがい手洗いをするように促されることが多いでしょう。
しかし、この習慣がない、あるいはあまり清潔ではない人は、風邪の菌を自宅に持ち込むためにひきやすい傾向にあります。
その菌がついている手で食事をしたり、顔を触ったりしていると、口の中に菌が入り込み風邪をひいてしまいます。
まずは、自宅に帰ったらうがい手洗いを習慣になるように意識的に取りいれるようにしましょう。
2.平熱が低い人
体温が低い人が近年では増えてきていると言われています。
風邪などにかかると体温があがり高熱が出てしまうのは、菌を退治しようと体が必死で戦うため。
平熱が低ければ低いほど、菌にとっては良い環境であり、風邪がひきやすい体になってしまいます。
食生活を改善して体温を高める工夫をしたり、お風呂にゆっくり浸かり外側から体温をあげたりして、
少しでも体温が高い状態をキープできると良いでしょう。
3.イベントや人気スポットが好きな人
人が集まる場所やイベントが好きな人は、必然的に風邪をひきやすいです。
ひきやすいというよりも、風邪になる菌をもらってしまう環境に出向くことが多いために、かかる確率が上がってしまっていると言えます。
コンサートに行ったりお祭りに行ったり、人気の高いスポットに足を運ぶことは、そうした菌に出会う可能性も高くなるということ。
ミーハーな人、じっとしていられない人、旅行が好きな人など、外出を好む人はそれだけ風邪をひきやすくなってしまいます。
4.免疫力が低くなっている人
風邪に打ち勝つためには、免疫力が必要となります。
その免疫力が低い人は、風邪をひきやすく、悪化しやすい傾向にあります。
例えば仕事で忙しく睡眠時間をきちんと確保できていない人、食事がいつもインスタントの人や、
年齢的に高齢になってきている人などは、免疫力が低下してしまいます。
自分の体を疎かに管理してしまっていると、その分ツケが回ってきてしまいます。
最低でも疲れた時には少し体を休ませる、食事に偏りがある人はサプリで栄養補給するなどといった対策が必要でしょう。
5.毎日着る物が同じ人
着る服を洗濯することは当たり前ですが、人によっては仕事でスーツを着ていたり、制服がある場合があります。
こうした服装の場合、毎日洗濯することは難しく、中の衣類だけを変えて一週間は同じものを着るという人もいるのではないでしょうか。
同じ服を毎日着ることで、風邪にかかるリスクは上がってしまいます。
いくら自分が清潔にしてうがい手洗いを実施した所で衣類に風邪の菌が付着していたら、自宅に持ち帰ってきて一緒に過ごしているのと同じです。
このような人は、自宅の加湿を心掛けたり、除菌効果があるスプレーを衣類に毎日吹きかけたりして対策を練る必要があります。
「どうせ明日も着るから」とそのまま放置することは、菌をどんどん増やしているのと同じことです。
風邪をひくことが多い人は、自分自身も辛い毎日を送らなければならないことに加えて、
仕事でミスをしたり、人に迷惑をかけたりというデメリットにもなります。
社会での生活は、そこに責任がつきまとうもので、自分の体調管理も仕事のうちだとみなされてしまいます。
風邪をひきやすいと自覚があれば、意識的に予防や対策を取りいれて、ひきにくい環境作り、体作りをするようにしていきましょう。