すべてを支配したがる支配欲が強い人は、その言動に共通点が見られます。
どうして支配欲が強くなってしまうのか、そしてどういった特徴を持っているのか、詳しく知っておきましょう。
こんな人を恋人にもってしまったら、今後あなたは大変な思いをするかもしれません。
今回は支配欲が強い人の特徴をご紹介します。
1.自分がすべて正しい
支配欲が強い人は、基本的に自分の考え方や様々なやり方が全部正しいと思い込んでいます。
それ以外のことをされてしまったり、人から否定されてしまうと、
機嫌を損ねたり逆切れされたりと、対応が難しくなってしまいます。
支配したいという思いは、相手を自分流にまきこみたい気持ち。
自分流にまきこむためには、相手を自分の言いなりにさせたり従わせなければならないのです。
自分のやり方が受け入れられるまで、攻撃的になったり、理屈を並べたりと、扱いずらい印象を受けることでしょう。
2.恋人への束縛や干渉が激しい
支配欲が強い人は、例え大切な恋人であっても支配したいという欲を持つようになります。
自分のテリトリー内で行動させたがり、何をしているのか、
これからどう動くのかということを把握しておきたいと思うようになります。
連絡がつかない時は何度も電話をかけて着信履歴をうめたり、時に自宅まで押しかけるという人もいるでしょう。
そして支配出来ない思いがイライラに代わり、人によってはその思いが暴力に変わり、
相手を力で押さえつけるというタイプの人もいます。
相手が自分の思った通りに動いてくれない、対応してくれないという怒りが、このような衝動に駆られてしまうのでしょう。
いつも「今どこ?」「誰といるの?」「なにしてたの?」と行動を把握したがる人は支配欲が強い人。
今後どんどんエスカレートしてしまう可能性も十分あるでしょう。
3.自分から謝ることをしない
支配欲が強い人は、例え自分が悪い立場であっても、自分から謝ろうとすることはしません。
プライドが高いということも関係していますが、謝るという行為が
相手に自分を下に見せてしまうという恐れを感じてしまうからです。
相手に謝ることで自分の立場が下になってしまっては、相手を支配することから離れてしまいます。
支配するためには、自分に力があり、自分がいつも正しい状態でいなければならない為、
そこで立場が変わらないように謝ることをしないのです。
誰が見ても悪いと思うことであっても、何かしらの理由をつけて謝らないでしょう。
4.実は小心者で怯えていることも
幼少期に怖い思いをした、思い通りにならなかった、いじめにあった。
このような過去を持っている人で、大人になってから防御のためにと、支配欲を持つ人もいます。
支配されたことによって自分の権力や思いを踏みにじられてしまった苦い経験を持っていることで、
自分もそうならなければ思うようには生きられないという思いがあるのでしょう。
支配されたことによって苦しい思いをした、だったら支配する側になって楽な生き方をしたい。
そういう思いを持っている人は、実は小心者であり、過去のように支配されることに怯えている証拠でもあります。
もう二度と同じ思いをしたくないという防御の気持ちが、逆に自分をそうした立場にさせてしまっているのです。
人が人を支配したいと思っても、すべての人に通用する訳ではありませんよね。
そこには様々な価値観が存在しており、中には否定したり拒絶したりする人もいるからです。
支配欲が強い人は、その裏に何かしらの理由が隠されています。
その人の育った環境や、考え方を一つずつ知っていくと、なぜ支配欲が強くなっているのかを知ることが出来るかもしれません。