社会に出ると、「働かないと」という気持ちを持ち、社会人の仲間入りを果たします。
しかし中には働きたくないと思う人もいて、嫌々社会人を全うしている人もいます。
なぜ働きたくないという気持ちになってしまうのか、心理的特徴をご紹介します。
1.お金に困っていない
親がお金持ち、働かなくてもいいくらいの資産があるなど、
お金に困っていない状況であれば、働くことを望まないかもしれません。
仕事をする上で、まず基本的に皆「お金が欲しい」「お金がないと生活できない」という思いを持っています。
この思いを持たなくて良い人にとっては、働きたくないと思うのも必然的なこと。
不自由していない生活を送っていると、働くことに無意味さを感じることもあるでしょう。
2.人間関係を築くのが苦手
極度の人見知りである、あまり人と関わりたくない、
集団行動が苦手など、仕事をする上で必要とされる人間関係の形成を嫌がる人もいます。
仕事をしてみたら、余計な人間関係のストレスによって悩まされ、
仕事自体は嫌いじゃないのに働く環境が悪いという場合、働きたくないという気持ちになってしまうでしょう。
人間関係での悩みは、どこにいってもつきもので、転職したからといって解決出来るという問題ではありません。
必ず悩まなければならない問題だと分かってしまうと、
「仕事をするから人間関係を築かなきゃいけないんだ」と思うようになり、働くこと自体が嫌になってしまいます。
孤立することが多かったり、コミュニケーションをとるのが苦手だったりすると、仕事自体の悩みではなく、人間関係が問題点となってしまいます。
3.自分のやりたい仕事じゃない
必ずしも、皆が皆やりたいこと、夢として持っていることがある訳ではありません。
給料が良いから、優遇が良いからという理由で仕事を始める人も多いでしょう。
ただ、やっているうちに自分には向いていない仕事だと分かったり、
方向性が違うと分かってしまうと、急に働きたい意欲が減ってしまいます。
このようなタイプの人は、自分が何をしたいのか、
どういった分野に興味があるのかを再度確認してから転職した方が早いことも。
嫌々ながら仕事を続けていても、向上心だとか意欲は次第になくなってしまい、
最終的には働きたくないと気持ちが切れてしまいます。
4.好きなことがありすぎる
山登りが趣味、バンドが趣味、旅行が趣味。
趣味がたくさんある人ほど、一日24時間では足りないくらい、プライベートが充実しています。
仕事をすることで趣味が成り立っていることは分かっているものの、
仕事をしているせいで趣味を十分に満喫出来ないと感じる人もいます。
要は時間が足りずに趣味に没頭できないでいることが不満となり、
働きたくない、でも働かないとと、なんとか気力を保っている状態に。
やりたいことが山ほどあると、仕事が邪魔になってしまい、縛られていると感じてしまいます。
5.精神的に落ち込んでいる
不安が大きくなってしまったり、ストレスを抱えてしまっていると、精神的に落ち込んでしまうでしょう。
こうした日々が続いてしまうと、やる気がなくなったり、
家から出たくなくなったりと、行動するすべてに消極的になってしまいます。
もちろん仕事も出来ればしたくないと思うようになり、ひきこもってしまうこともあります。
一度ストレス発散が必要で、気分をリフレッシュさせる必要があるでしょう。
大人になって自立すれば、働いて給料を得て生活をしていかなければなりません。
しかし働きたくないと思ってしまった時、一度自分の置かれている環境や状況を確認し、見直すことも必要です。
何が原因か、どうしてそう思ってしまうのか、自分自身の中の原因を追究することも必要なのです