毎日の生活の中で、できれば出会いたくないけど出会ってしまう「人でなし」と呼ばれるタイプ。
わかりやすく人でなしなだけでなく、まさかあの人が?ということも多々あります。
あなたの職場や学校、仲間内にも人の皮をかぶった悪魔のような人がいるかもしれません。
今回はそんな「人でなし」の特徴を5つご紹介します。。
1.悪いことは全て他人のせいにする
ちょっとした自分のミスや不可抗力のアクシデントなど、社会には思うようにいかない事象がたくさんあります。
そんな時に「〇〇のせいで」と誰かを悪者したがるのは、わかりやすい人でなしメンタリティです。
他人が悪いと声高に叫ぶことで、自分の責任が無くなると本気で考える人がいるのです。
はっきり「〇〇のせい」と言わなくても、思ったように事が運ばなかった時に「ムカつく」など悪態をつく人がいたら注意深く内容を聞いてみましょう。
状況に対してではなく、明らかに誰かに対してムカついているなら、その人は人でなしの可能性があります。
2.暴力をふるう、物に当たる
暴力をふるう人が人でなしだという件について、異論のある人は恐らくいないでしょう。
力づくで相手を従わせるのは文明人のやることではありません。
そして意外とこれはセーフだと思っている人が多いのが、物に当たることです。
物に当たるタイプの人は、相手に手を出してないのに何が悪いの?と考えるようです。
そしてその場にいた人も、不快感は感じるものの、人に暴力をふるっていないからとスルーしてしまうケースが多いです。
間違えてはいけません。
物を殴ったり蹴ったりする行為は、傍にいる人の心を殴ったり蹴ったりしています。
だって、代わりに暴力をふるっているんですから。
当たれれている物質はあなた自身だと肝に銘じて、そういう人とは距離を置きましょう。
3.気分屋
さっき笑っていたのに、急に怒り出したりするような人は、周りの人を振り回します。
言うことがころころ変わったり、自分は良いけど他人はダメといった面を持つ人もいます。
こういう人は上司だったとしても、朝令暮改で指示が変わるだけでなく、言われたとおりにしてもケチを付けてくる可能性大。
声の大きい人に流されやすい人が気をつけたほうがいいタイプの人でなしです。
また自分に甘いので、矛盾を指摘すると逆ギレされたりするのでお気をつけください。
暴力につながる場合もあります。
4.会話が全て否定形ではじまる
否定形で会話を始める人は、たいがいそれで自分の立場が上がると勘違いしている人です。
相手の言い分をとにかくけちょんけちょんに貶めるマウンティング方法の場合「話にならん」と相手は黙ることが多いです。
大人の対応ですね。
しかし人でなしはその瞬間「勝った。
論破した」とか「自分の実力を認めて素直に従うようになった」と思ってしまいます。
不思議です。
会話の受け答えが「でも」「いやそれは」「そういうことじゃなくて」を多用している人はもちろん要注意ですが「それでもいいんだけど、こっちなんだ」のように一見忖度しているように見えるけど、いつでもそうして自分の意見をゴリ押ししてくる人はかなり危険な人でなしです。
それは何故なのか、次の項に続きます。
5.モラハラをする
世間でも認知されてきたモラハラですが、一般例によくある「お前はダメな奴だ」「能無し」など、わかりやすく罵ってくれる人は証拠を集めてすぐに逃げ出すことができます。
怖いのは、まるで普通の会話のように相手を否定し続け、じわじわと心を削ってくるタイプです。
こういう知能犯タイプの人でなしは外面も良いので、周囲の人間関係から孤立させられるケースもあり非常に危険です。
例えば、せっかく作った料理をやんわりダメ出しされたとします。
「もうちょっと味が濃いといいな」「今日のはちょっと辛かったね」など、もしあなたに気を遣っているような笑顔で言われたらどうでしょう。
最初は「次はもっとうまく作るね」などと返して収めますよね。
恐ろしいのは、人でなしはこれを頻繁に繰り返すのです。
家事や子育て、仕事に至るまで、小さなチクリを繰り返します。
その積み重ねが被害者の自信や自尊心を少しずつ奪っていきます。
そしてそれは第三者に相談しても、なんだそれくらいと一笑される二次被害が多いことも特徴です。
被害者はますます自信を失います。
こんなことが何年も続けられると、まるで真綿で首を絞められるようにじわじわ苦しみが増し、被害者は気づけば気力も判断力も奪われ、ますます周囲から孤立します。
一念発起、離れようとすれば、人でなしは普段の勢いはどこへやら、泣いてすがってきます。
でも騙されてはいけません。
人でなしには朝飯前の行為です。
そうして相手を大切に想っているんだと、自分自身すら騙してしまえるのです。
実は脅威ではない人でなし
いくつか例を挙げましたが、いわゆる人でなしにどのような印象を持ちましたか?傍にいれば怖くて萎縮してしまいそうな存在ですが、客観的に見ると、なんだかめちゃくちゃな道理を振りかざす、変な人じゃないでしょうか。
そう、暴力をふるったり暴言を吐いたり、自分を大きく見せようとする人でなしは、実は臆病者で弱い人間です。
まさにハリボテ。
必要以上に恐れることはありません。
暴力をふるう人でなしは、迷わず警察に突き出しましょう。
暴言を吐く相手からは離れましょう。
そして、人でなしの被害に遭っている人と出会ったら、手を差し伸べましょう。
当事者になると視野が狭くなることは往々にしてあります。
加害者にも被害者にも、第三者の助言は効果的です。