凄みがある人は、ただその場にいるだけで周りの人を圧倒するような大きな存在感を放ちます。
そして彼らは、周囲の人が決して逆らうことができないような威厳も持ち合わせています。
では、凄みがある人とはどのような人なのでしょうか。
その具体的な特徴についてご紹介します。
1.普段は冷静で温和だが、本気で怒ると誰も止められない
凄みがある人は、普段はとても冷静で、どちらかというと温和なタイプの人が多くなります。
どのような時でも、取り乱したり感情に振り回されてしまったりすることがなく、
落ち着いた大人のタイプができる人です。
そのため、「頼りになる親分肌」というイメージを与え、多くの人から頼りにされます。
しかし、彼らが本気で怒ってしまった時は、誰も止めることができません。
彼らは、よほどのことがない限り感情的になることはありません。
しかし、彼らの逆鱗に触れてしまうと、腹の底から本気で怒ってしまい、
冗談では済まされないという事態にまで発展してしまいます。
普段温和で冷静である分、そのギャップに周りの人はびっくりしてしまい、
誰も彼らを止められなくなってしまいます。
2.声に張りがあり、よく響く
凄みがある人は、声に大きな特徴があります。
彼らの声には張りがあり、非常によく響くのです。
そのため、声が遠くまで通りやすく、誰の耳にもストレートに入ってきます。
その結果、彼らが何か言葉を発すると、その存在感のある声に、
思わず多くの人が聞き入ってしまうようになります。
張りと響きのある声は、人の心を一瞬で動かすことができると言われています。
声が小さく、何を言っているかわからないような人の言葉には、自信や強さが感じられないため、
そのような人の言葉から何かを感じる人はいなくなります。
しかし、張りと響きのある声の人は、それだけで存在感の大きさと自信を表現できるため、
多くの人の心を強く動かすことができます。
存在感に凄みがあるかないかの違いについてのカギは、
その人が発する「声」にあると言っても過言ではありません。
3.いつも姿勢が良く、堂々と振る舞う
凄みがある人は皆、姿勢が良いということが大きな特徴です。
猫背の人はうつむき加減であるため、どうしても自信がなさそうに見えてしまいます。
しかし、凄みがある人は、常に背筋と目線がまっすぐな状態であるため、
それだけで自信たっぷりに見え、周りの人を圧倒するような存在感を放ちます。
彼らは姿勢だけでなく、歩き方などの動作が全て堂々としているということも特徴です。
例えば、歩く時は大股で堂々と歩き、座る時はどっしりと落ち着いた様子で座ります。
そのため、非常に貫禄があり、多くの人が思わず一目置いてしまうようになります。
4.饒舌ではないが、発する言葉に説得力がある
凄みがある人は、決して饒舌ではありませんが、
発する言葉1つ1つに説得力があるということが特徴です。
彼らは、自分が発する言葉1つ1つを大切にし、責任を持って言葉を発しています。
言い換えれば、彼らは、自分が言葉を発する時、ある種の覚悟を持って発言していると言えます。
そのため、少ない言葉・シンプルな言葉であっても、発する言葉に重みがあり、
多くの人を納得させてしまうような力強さが感じられます。
多くを語ることはなくとも、日頃から自分の発する言葉を大切にしているからこそ、人の心を動かすことができます。
凄みがある人は、堂々とした立ち居振る舞いと、張りのある声が特徴です。
言葉を発する時は、決して無責任に発言したりせず、自分が発する言葉に責任を持ちます。
そのため、シンプルかつ少ない言葉で人の心を動かすことができます。
普段はとても落ち着いており、人を包み込むような大きな懐の持ち主でもあります。
凄みがある人は、ただその場にいるだけで、緊張感と温かさの両方を感じさせる、
唯一無二の存在感を放つ人であると言えるでしょう。