職場やバイト先、ボランティア活動等で、「この人は責任感が強い」と感じる方も多くいらっしゃいます。
責任感とは、その人がもともと持って生まれた物もあれば、役職等についてから芽生えた物等、様々な物があります。
そんな責任感の強い人の特徴についてご紹介します。
1.約束は必ず守る
責任感の強い人は、誰かと約束をすると、それを守るために頑張ろうとします。
例えば、「〇日までにお願い」と言ったように、日付や時間を指定すると、
必ず指定された期限内に終わらせようとし、最優先で作業をしようとします。
待ち合わせの時間よりも、5分以上前に現地で待っている事が多く、「相手を待たせるよりも、自分が待つ方が良い」と言う意識が強いです。
どうしても遅れそうな場合は、早急に謝罪の連絡をし、相手に対する配慮を欠かさないようにします。
ただ、電車の遅れ等、予想だにしない原因で約束の時間に遅れた場合、「なぜそれを回避できるように行動をとれなかったのか」と、
自分を責める傾向にあります。
2.適当な発言をしない
全ての事に置いて「自分は当事者だ」と言う意識を持っています。
例えば、同じグループ内の人がミスをした場合、「個人のミス」ではなく、「グループ全体のミス」と言う風に捉えます。
その為、責任感が強い人は、リップサービスや適当な発言をしない傾向にあります。
作業をする上で重要な情報を後から出されると、一気に脱力してしまい、投げ出したくなる衝動に襲われます。
それでも、いろいろな要求にも対応しようと、モチベーションを維持し努力するのですが、
あまりにも理不尽であったり、非効率的な事を言われると、それに対してつい反論してしまうので、反感を買う事も多いです。
3.最後までやりきる
責任感のある方は、どんな些細な事でも、前向きに最後までやりきろうとします。
普段から目配りや気配りが出来る人が多く、あらゆるものに興味関心を持ち、様々な情報を持っています。
その為、どんどんアイデアを出していき、些細な事でも全力でやりきろうとします。
一つのアイデアを却下されたとしても、次々とアイデアが沸いてくるので、ちょっとやそっとの事では諦めません。
与えられた作業に対して段取りを組むのがとても速く、モチベーションを維持しようとします。
途中で周囲の意見が変わったとしても、臨機応変に素早く意見を取り入れる事が出来るので、周囲から信頼されやすいでしょう。
4.自分の時間を犠牲にする
責任感の強い人は、「最後までやりきる事」を目標にしているので、自分の時間が犠牲になっても仕方ないと思っています。
例えば、4人グループの作業があり、3人が作業をしなかったとしても、自分の時間を犠牲にして、一人で期限内に終わらせようとします。
動かない人を動かすよりも、自分で動いた方が効率的だと考えるからです。
その為、自分の時間を割いたとしても、作業をしない人がいる事に対して文句も言わず、周囲に悟られないように黙々と作業をします。
作業中、公に「頑張っている」や「大変」とアピールをする事はせず、「実は大変だった」と、全てが終わった後にこぼす程度です。
あくまでも、人知れず確実に、効率よく作業を終えようとします。
本当に責任感の強い人は、軽々しく「責任感」と言う言葉を使わないのが一番の特徴です。
例え、グループ内でリーダーの位置に居たとしても、「責任感」と口にはしません。
リーダーの位置にいなくても、いろいろなアイデアを出し、全力でバックアップしようとします。
是非、貴方も責任感を強く持てる人になってください。