よく「小さい頃から一緒で幼馴染なんです」と言う人が居ますが、小さい頃から一緒に居れば“幼馴染“と言ってもいいのでしょうか?例えば幼稚園から中学校まで一緒だったけれど、ほとんど会話をしたことのない相手のことも“幼馴染“と言うのでしょうか。
では、どこからが幼馴染なのか?幼馴染の特徴ご紹介します。
1.田舎で育っている
田舎の場合、子供の人数がかなり少なく、幼稚園、小学校、中学校とメンバーが一切変わらずに繰り上げしていきます。
そのため親同士が仲が良かったり、人の家の子でも小さい頃からよく知っているため自分の子供のように接したりします。
こうした家族ぐるみで繋がっている田舎で育った環境なのであれば同じ幼稚園や小学校から一緒の同級生は“幼馴染“と言っていいのです。
都会の場合田舎に比べ家族ぐるみで繋がるということはほとんどないため、“幼馴染“と言うより“同級生“と言った方が正しいでしょう。
2.共通の知り合いが多い
小さい頃から一緒にいるため共通の知り合いが多いというのが幼馴染の特徴です。
というのも、小さい頃から一緒にいるため「○○小の○○さんって分かる?」と、違う小学校だった人の話を出しても「分かるよ。
確か今は○○で働いているんだよね」などと言ってスムーズに話ができたりします。
また、小さい頃の記憶だけではなく、幼馴染同士の場合は現況も話せたりします。
共通の知り合いが多いというのも幼馴染の特徴でもありますが、“昔話に華が咲く“というのも幼馴染と言えるでしょう。
3.お互いの過去の出来事を知っている
幼馴染と言うのはお互いの過去の出来事をよく知っています。
例えば「〇〇君ってあそこでおしっこ漏らしたよね」「○○ちゃん、修学旅行の時○○君に告白してたよね」「あの時○○君とのケンカはヤバかったよね」などと、今では笑い話として話せるお互いの過去の出来事を知っています。
過去の出来事を知っているからこそ今となっては笑い話にでき、次から次へと今だから言える過去の出来事の話が出てきます。
高校生の時の話ではなく、幼稚園や小学校の時の過去の出来事の話ができる場合は胸を張って“幼馴染“と言えます。
4.相手に対して色々な感情がある
ドラマや映画などでよく幼馴染に対して恋心を描いているシーンがありますが、実際には“恋心“というより、“様々な感情“が生まれるのです。
例えば幼馴染が異性と仲良くしているのを見ると「なんだか寂しいな」と感じてしまったり、幼馴染に恋人ができると「ずっと一緒って思っていたけど…」と、恋人に対しての嫉妬心と寂しい気持ちが入り交ざったりします。
これは同性の幼馴染や異性の幼馴染に関係なく、小さい頃から一緒にいる幼馴染が自分の手の届かないところに行ってしまう時の感情や「他の人に取られちゃう」という感情など、好意を持った“好き“ではないけれど色々な感情になったりします。
小さい頃から一緒にいることで相手に対して独占欲が強くなっているのが幼馴染です。
5.本音が言える
途中から仲良くなった相手がどんなに親友や仲のいい友達だったとしても「こんなこと言ったら面倒くさいって思われそう」「断ったら嫌な顔されそう」などとしょうもないことを考えながら言動してしまいがちですが、幼馴染に対しては良い意味で気を使わなく、本音が言えたりします。
途中から仲良くなった友達には本音は言えるけれど顔色を伺いながら嫌われないように発言をしたりしますが、幼馴染には何も気にせず自分の本音を言えていたりします。
それもあってか異性の幼馴染の場合、恋人ができると「○○君と仲良いよね」と彼氏から嫉妬されてしまったり「○○ちゃんとあまり関わらないで欲しい」と彼女から嫉妬され、幼馴染と関われないようにされてしまったりもします。
異性や同性に関係なく、小さい頃から一緒で本音が言える相手が幼馴染です。
6.居心地がいい
小さい頃から一緒にいることで2人きりで無言だったとしても気まずさは一切なくなぜか居心地よく感じたり、幼馴染の家に行ったときに幼馴染が居なく家族しかいない状況なのに緊張することなくなぜか居心地よく感じたりします。
小さい頃から一緒ということもあり特に何もしていなくても一緒にいるだけで安心できたり、幼馴染の家族と話しているだけで実家に帰ってきたような感覚にもなったりします。
居心地がいい昔からの知り合いなのであればそれは幼馴染と言っていいでしょう。
どこからどこまでの関係を“幼馴染“と言えるのかははっきりしていませんが、世間一般では幼稚園から小学校の頃に一緒に居た“友人“のことを“幼馴染“と言えるようです。
なので、幼稚園から小学校の頃に同じクラスであってもそれほど話したことのない相手なのであれば幼馴染とは言い難いのです。
幼馴染は性別に関係なく幼稚園から小学校の頃に一緒に居た友人であれば幼馴染になります。