交際を続けた恋人とプロポーズを経て婚約関係になったにもかかわらず実際に結婚する前に何らかの理由で破談になってしまうのはとても残念なことです。
しかしながら実際のところ婚約が破談になるカップルは一定数います。
婚約が破談になる理由にはどんなものがあるのでしょうか。
ここでは婚約が破談になる理由を紹介します。
1.相手の本性が明らかになる
婚約が破談になる理由の一つは、結婚が決まって婚約者の関係になってから結婚式を挙げるまでの間に、交際期間は知らなかった相手の本性が明らかになってそれを受け入れることができずに破談になってしまうことです。
交際期間はお互いに結婚という目標があり、お互いのことを知り尽くしたつもりでもそれまで知らなかった本性を隠していることがあります。
婚約者の関係になると、一緒に過ごす時間が今までよりもずっと長くなります。
それまで触れなかった相手の細かい性格なども隠すことなく明らかにすることになりますので、そこで到底受け入れられないような相手の本性を知ってしまったら、例え婚約をした後でも破談になります。
2.価値観の違いが明らかになる
結婚に至るまでの交際期間は相手のことを知り尽くしているようで、金銭感覚、人生の中での優先事項、将来設計など深く話し合ってないことも多いです。
婚約者の関係になった後でそれらを話し合った時に、相手の価値観があまりにも自分と違っているとこの人と結婚しても幸せになれないと思ってしまい破談になります。
例えば結婚しても独身時代と同じように趣味にお金を注ぎ込むことを絶対に譲らない旦那さんに対して、結婚したら将来の子育てや家を買うために貯金をして欲しい奥さんが価値観の違いに絶望してしまうようなケースです。
3.隠し事が見つかる
婚約期間中に致命的な隠し事が見つかった場合はその婚約が破談になる可能性が非常に高いです。
交際期間中に打ち明けていなかったのに、それまでに同棲したり結婚を誓い合った仲の恋人がいたことがある、実は二股をかけていた期間がある、借金がある、特殊な家庭事情があるなど重大な事実が婚約をした後になって判明すると問題は大きくなります。
さらに、それだけでなく他にも大きな隠し事をしているのではないかと言う疑いが無限に膨らんでいってしまい相手にとって非常に不安です。
大きな隠し事は婚約より前に打ち明けてお互いクリアにしておくのが必須です。
4.浮かれモードが終わる
交際を始めてからラブラブな状態が続いてトントン拍子で婚約まで進んだカップルは、正式に婚約をしたところで一旦冷静になって実際に入籍するまでの期間を過ごします。
カップルによっては婚約までの期間が半年程度で、結婚式までの期間が1年など婚約期間の方が長くなるカップルもいます。
上で紹介したような理由で相手に対する恋愛感情が冷めてしまったり、特に理由はなくても時間によって恋愛感情が薄れてしまうことがあります。
理由は様々でも婚約をした時点より恋愛感情が薄れたことで、些細なケンカが致命的な破断へとつながりかねません。
5.結婚式を巡ってケンカになる
婚約を決めたカップルにとって結婚式は初めてふたりで取り組む共同作業です。
そんな中で予算のことや招待するゲストのこと演出や衣装など二人だけで決めなければいけないことがたくさんあります。
そんな中で当然意見の対立や食い違いが生まれるわけですが、それを乗り切ることができなかったカップルは結婚式までの間に婚約が破談になります。
結婚式自体の問題というよりはそれまで表面化していなかった価値観の違いや結婚観の違いが結婚式という場で表面化してしまう現象なのですが、結婚式という大事なイベントをきっかけに話してしまうのは残念なことです。
いかがでしたか。
婚約が破談になる原因は様々ありますが、確実に言えるのは婚約するまでに表面化していなかった問題が婚約期間中に表面化して、この人とは結婚できないと感じさせてしまうことで婚約の破棄が怒ってしまいます。
このような残念な事態を防ぐためには婚約するまでの交際期間の間にお互いのことを隠し事なしに話し合って信頼関係を築いておくことが重要です。