「婿入りする人」と聞いてあなたはどんなイメージを持ちますか。
どんなタイプの男性が婿入りするのか、見てみましょう。
1.嫁側の家族に居心地の良さを感じる
世間一般的に言うと、婿入りするということはそれなりの覚悟が必要だと思われるでしょう。
しかし、当の婿入りする男性たちにとっては、嫁いでもらうよりは自分が婿入りするほうが心地良いでしょう。
彼らにとっては、自分の家族と同居するよりも嫁側の家族に入る方が気分的には楽です。
非常に複雑なことですが、これは彼らが育ってきた家庭環境がそのように仕向けていると言えるでしょう。
親子関係や兄弟姉妹関係などになんらかの問題があると考えることができます。
よって、嫁が嫁ついでしまうと、彼ら自身の居心地がさらに悪くなるということが容易に想像できます。
ですから、嫁側の両親との関係性が自分の両親との関係性よりも上回っている場合、婿入りというかたちでおさまる確率が非常に高くなります。
2.責任感が薄い
婿入りするタイプの人は、自分に重圧がかかることを好まない傾向が見られます。
どちらかというと、楽に生きたいといつも願っているタイプの男性と言えるでしょう。
具体的には、「経済的に一人ですべてを背負いたくない」「嫁姑の不仲が発生したときなどに仲介役などに入り責任をとりたくない」「家事や育児などで自分はできるだけ負担したくない」などということが挙げられるでしょう。
とにかくできる限り自分に負担がかからないように自由でかつ平和に過ごしたい、ということを第一に望んでいるため、婿入りという選択をすることは彼らにとっては何の抵抗もないのです。
婿入りするだけで嫁側の家族は感謝してくれるため、彼らにとっては日々の生活で気を遣うことはあっても、責任をとらなければならないという重圧感からは解放されるわけです。
3.女性的共感力が強い
男性と女性はそもそも異なる生き物であることはわかりきったことでしょう。
それゆえ、男女間で日々ぶつかり合い、相手が理解できないということが起こるのです。
世間ではこの悩みが解決できず離婚というかたちで終止符を打つカップルが多数います。
しかし、婿入りするタイプの男性というのは、一般的には男性的側面を前面に出すよりも、女性側の気持ちに共感できる能力が比較的高いと言えるでしょう。
婿入りするという決断をしている時点で、女性側の思いをくんで寄り添うことができている、というのが明らかな証拠とも言えます。
ある意味、女性的側面を潜在的にもっている傾向があるため、婿入りした後も嫁側の母親や嫁の姉妹たちとも関係性をうまく築けるのです。
世渡り上手ともいえる、優れた共感力の持ち主と言えるでしょう。
4.固定観念や常識にとらわれない
女性側からすれば、婿入りしてくれる男性というのは魅力的に見えるかもしれません。
なぜなら彼らは世間一般で言う、「嫁は嫁ぐのが当たり前」という固定観念や古い常識を持ち合わせていないからです。
彼らにとっては、固定観念という思想は通用しないと言えるでしょう。
彼らが優先するものは固定観念という枠にはめられた概念ではなく、「何が自分にとって有利なのか」「どうすれば楽に生きられるか」という考えだからです。
よって、周囲の人間がどう判断するかは関係ないのです。
ある意味、自分の意見をしっかりもっている人と言えますね。
いかがでしたか。
「婿入りする人」の特徴について考察してみましたが、何はともあれ、彼らは女性側にとっては感謝するに値する人間であることは間違いありません。
表面上はよく見えますが、彼らの潜在的意識は別物だということがこれら特徴から読み取れますね。