人から告白された時、どう対処したらいいのか迷うこともあるでしょう。
突然の告白におどろき、とまどってしまうこともあるに違いありません。
ここでは、告白を受けて返事をする前に考えたいこと、考えたほうがいいことをご紹介します。
1.自分の本当の気持ち
告白された時に、最初に考えたいことは、「自分の本当の気持ち」です。
こういうと、「そんなことは当たり前ではないか」と思われるかもしれません。
しかし、まったく予期していなかった告白などの場合、
びっくりして頭の中が混乱してしまい、思考停止状態になってしまうこともあります。
そのため、自分の気持ちを自分で確認することなく、反射的に「OK」をしてしまったり、
逆に「ごめんなさい」と答えてしまうことが少なくありません。
また、お酒を飲んでいるようなシーンで告白され、その場のノリや雰囲気で、
安易に「OK」の返事をしてしまい、後悔するというケースもあります。
ですから、告白をされた時は、落ち着いて、自分の本当の気持ちについて考えるようにしましょう。
具体的に、告白してきた相手との交際をイメージしてみて、「あり」か「なし」かを判断するという方法もあります。
相手から告白されたことをうれしく感じているのかどうか、
その相手との交際を自分が望んでいるかどうかを、きちんと自問してみましょう。
2.即答するか保留にするか
こちらも前から好意を寄せていて、できれば交際したいとひそかに思っていた相手からの告白なら、迷うことはないでしょう。
「OK」と即答すればいいわけです。
考えなければならないのが、そうではないケースです。
自分の気持ちを自問しても、その場でははっきりした答えが出ないということもあるでしょう。
「いきなりの告白なので、自分で自分の気持ちがよくわからない」というケースです。
この場合は、即答することは避け、「考えさせてください」と、保留にしたぼ方がいいでしょう。
また、「交際はありえない。
交際したくない」という気持ちがはっきり自分で確認できた場合は、即答するか保留にするかを考える必要があります。
即答できればそれに越したことはありません。
しかし、なかなか「ごめんなさい」と言いづらいこともあるでしょう。
その場合は、保留にして少し時間をかけて対応策を考えるという手もあります。
つまり、告白をされたときに考えたいことの一つが、「即答するか保留にするか」の二者択一です。
3.どうすれば相手を傷つけずに断れるか
断ることを心に決めた時に考えたいのが、どうすれば相手をできるだけ傷つけないように断れるかということです。
どんな理由にしても、どんな断り方をしても、断る以上相手が傷つくことは避けられません。
しかし、断り方によって、その傷を少しでも浅くすることはじゅうぶんに可能です。
「つきあうのはムリ」とか「異性として見られない」というような断り方をすれば、どうしても相手は深く傷ついてしまうでしょう。
そういうことにならないように、例えば「好きな人がいる」というような理由にすることをオススメします。
ほかにも、相手を傷つけにくい断り方はありますから、告白されて断る際には、
その理由や断り方を考えてみるといいでしょう。
4.相手と自分の関係性
例えば、職場の同僚やクラスメートから告白されて、それを断る場合は、
できるだけ人間関係を悪くしないように考慮する必要があるでしょう。
しかし、そうではなく、例えば、同じ会社ではあってもセクションが全く違い、
普段顔をほとんど合わせることがないというケースなら、相手の気持ちは配慮しつつも、
それほど二人の人間関係を重く考える必要はありません。
学生で、別の学校の人から告白されたというようなケースも同様でしょう。
つまり、告白を断る場合は、相手と自分の関係性によって、対処の仕方は変わってくるのです。
ですから、一度そのことを、客観的に考えてみたほうがいいでしょう。
その上で、断り方を考えるのです。
告白された時に考えたいこと、考えたほうがいいことについて、ここでは4つのポイントを紹介しました。
これは男女共通のポイントです。
ぜひ参考になさってください。