現代社会はストレスフルな社会です。
どんなにパワフルな人でもがむしゃらに働き続けたりいつも前向きに行動し続けるのには限界があり、定期的に心の充電をしなければいつか壊れてしまいます。
それではどんな兆候が見られたら心の充電が必要なのでしょうか?ここでは心の充電が必要な人の特徴を紹介します。
1.笑顔を忘れかけている人
笑顔や表情は人間の営みの中で大切なものです。
忙しかったりストレスが溜まってこわばった表情を続けているとそのままの形で表情が固定してしまって無表情になります。
趣味に没頭したり、友達と話して笑顔を作ることは、表情筋を緩めて脳をリラックスさせる効果があります。
それがない状態は心の充電が必要な人のサインです。
自分や周囲の人が、ここ何週間も笑ってないな、笑った顔を見ていないなと思ったら、旅行や趣味でリフレッシュして心の充電が必要です。
2.多忙すぎる人
仕事や趣味で多忙なのはいいことですが、睡眠時間や休日を削って毎日全力で活動し続けるのには限界があります。
どんなスーパーマンのように見える人も見えないところで必ずリフレッシュして気分転換しています。
多忙すぎる人は、がむしゃらに走り続けている間は責任感や充実感で気が付いていないだけで、心の疲労が蓄積しています。
そんな状態の人は、緊張の糸が切れた途端に心身の体調を崩しがちです。
そうなる前に、このところ多忙すぎたなと感じたら異変を感じる前に休暇を取って心の充電をするのがオススメだし、周囲もそういう環境を作るべきです。
3.ケアレスミスを連発している人
仕事やプライベートでケアレスミスを連発している人は、要注意で心の充電がそろそろ必要なサインです。
さっき聞いたことをすっかり忘れる、簡単な数字をうっかりミスする、友達との約束時間を勘違いする、それぞれ一つ一つならたまにあることなので気にする必要はありませんが、ケアレスミスを連発するということは、心が疲れて余裕がなくなっているということです。
そこまで身体が疲れていないし、特に具体的なストレスがないし、と軽視せず旅行にでも行って心の充電をして目先を変えてみれば自分が疲れている原因が見つかることでしょう。
4.重大な決断が続いた人
不本意な退職、パートナーとの別れといったネガティブなものだけでなく、結婚、出産、新築など前向きなことでも、人生の中での重大な決断が続いた人は知らず知らずのうちに心の疲労が溜まっています。
いいことでも悪いことでも決断をすることは脳のエネルギーをたくさん使って悩むことなので、そのまま休みなく次の決断をどんどん繰り返していると前兆なく心身の不調をきたす場合があります。
生活に何かしらの変化があったときこそ、立ち止まって無理せず心の充電をする時間を持ちましょう。
5.身体の不調が続いている人
身体と心の関係は密接です。
ストレスでやる気が出ないなどの具体的な心の不調がまだ表れていなくても、下痢や便秘が続いている、原因不明の微熱があるなどの身体の不調が続いている人は、心の不調が身体の不調となって表れるサインの可能性があります。
薬や食生活の改善でも治らない身体の不調が続いている人は、心の充電を意識することで身体の不調もうそのように改善することがよくあります。
いかがでしたか。
心の充電が必要な人は、自分ではまだまだ大丈夫とか、今は休んでる場合じゃないなどと危険信号を無視してしまう傾向にあります。
結果的にそうすると後で心身の不調でより大きなダメージを本人も周囲も負ってしまいます。
手がけている仕事やお付き合いをちょっと他の人に任せて心の充電をすることは悪いことではありません。
自分で意識するだけでなく、周囲も心の充電の重要さを理解してそのための手助けをしましょう。