恋は盲目と言いますが、恋をすると周りが見えなくなるだけでなく、恋に振り回され、本来の自分を忘れてしまう人までいます。
まるで別人になってしまったかのような、恋の病にかかっている人の特徴をご紹介します。
1.好きな人の話ばかりする
恋の病にかかってしまった人は、頭の中が好きな人の事でいっぱいになり、いつも目で彼を追いかけているだけでは物足りず、口を開くと彼の話ばかりが飛び出します。
自分が大好きな彼の事を、友達と共有していたいのです。
恋の話をするのも聞くのも女子は大好きですが、さすがに毎回彼の話ばかりでは飽きてしまい、内心「その話、もうやめてくれないかな…」と思っている事でしょう。
優しい女の子なら、思っていてもあえて口には出しませんが、皆「あの子は恋の病にかかっているな」と思っています。
また、自分でも最近彼の話しかしていないな、と自覚していても、つい話したくなる衝動が抑えきれず話してしまう人もいます。
2.彼の言動にいちいち振り回される
彼の好きなタイプがショートカットと聞けば、髪を短く切ってみたり、彼好みのファッションに変えたり、とにかく彼に気に入られようと必死になるのも、恋の病の特徴です。
彼の何気ない一言が心にグサリと突き刺さって泣き明かしたり、ちょっとした褒め言葉で有頂天になったりと、彼の言動で感情やテンションが忙しく激変します。
彼に振り回されて、自分の好きなものや、本来の自分を押し殺して、彼に好かれる事だけに執着心を燃やすようになると、友人が離れていってしまう事もあります。
自分の中だけで抑えれるのであれば問題ありませんが、周りの友達を巻き込むまでになると完全に病です。
3.友人と遊ばなくなる
恋人や好きな人が出来ると、女友達と全く遊ばなくなる女性は身の回りにいないでしょうか?しかし、恋愛が実らなかったり、彼氏と別れると何事もなく女友達の元に戻って来て、いつも通りにはしゃいで遊ぶのです。
新たな恋が始まれば、また友達とは疎遠になり、気が付けば戻ってくる。
かなりの確率でこんな女性がいます。
このような女性は、根っからの寂しがりやなタイプです。
もはや、慢性的な恋の病なので、長年友達でいる人は「またか」と思っているでしょう。
4.友人の助言を聞かない
彼の悪い噂を聞いたり、他の女性と2人でいた所を目撃した友達から助言があっても、彼を美化して友達のいう事を素直に聞けなくなってしまいます。
冷静に考えると、友達の言っていることの方が正しいと理解できるのに、恋の病にかかっているときは、頭が冷静な判断をする事が出来なくなってしまいます。
友達の為を想ってアドバイスをしているだけなのに「何で彼の悪口を言うの⁈」と逆ギレしてしまったり、友達が自分たちの仲を引き裂こうとしているだとか、変な解釈をしてしまい、友情が壊れる事もあります。
5.やたらと自分磨きに励む
女性は、恋をすると急にキレイになる生き物です。
だいたいの女性は、好きな彼に愛される為にダイエットをしたり、メイクの研究をしたり、努力をしてキレイになるのですが、恋の病にかかった女性は、その努力がストイック過ぎる事があります。
金欠になるまで、高い化粧品やエステにお金を次ぎ込んだりと、自分の限界を超えて彼の為にキレイになろうとします。
お金や時間など、無茶をしてまで彼に捧げるのは、乙女心の範囲を超えてしまっています。
6.仕事や勉強が手につかない
恋の病で1番多い症状は、恋に悩みすぎて仕事や勉強が手につかなくなる事です。
好きな人が出来た事で、それまで良かった成績がガクッと下がったり、仕事でミスを連発してしまうこともよくある事です。
無意識に頭に浮かんでくるのは彼の顔や彼の言葉で「彼は今、何しているかな?」「次に顔を合わせたら何を話そう⁉︎」なんて妄想が次から次に浮かんできて、やらなければいけない勉強や、仕事の準備がおろそかになってしまいます。
自分でも、やるべきことに集中しなきゃいけない事は分かっているのですが、すべての集中力が彼に向いてしまいます。
7.食事が喉を通らない
女性の食欲は不思議なもので、好きな人を目の前にした時や、好きな人との関係が上手くいかない時、食欲が落ちてしまう事が多いのです。
晴れてお付き合いする事になり、何度もデートを重ねて、恋人同士の関係に慣れてしまえば食欲は回復してきますが、片思い中や、付き合いたての時は、恋の病が発生しやすいのです。
好きな人が他の女の子と仲良くしているのにショックを受けて、数日間ごはんが食べられなかったり、あからさまに元気が無くなってしまいます。
恋の病を治す効果的な方法はありません。
いつ始まるかも予期する事も出来ず、どうすれば平常心を取り戻す事が出来るのかも分からないのがとても厄介です。
恋が上手く行く時は、自然体で居られるときです。
彼に好かれたいときや、恋の病がツライ時には、極力無理をせず、恋のドキドキも、悲しみもありのままを受け入れて、おおらかでいる事を心掛けてみましょう。