好きな人を妄想する人の心理的特徴5個

最終更新日:2017年12月18日

好きな人ができた時に、あの人とこんなところに行きたい、あの人にあんなことを言われたらどうしようなどと誰でも色々妄想することがあります。

中には他の人には言えないような突拍子もない妄想をいつもしている人も多いのではないでしょうか。

ここでは好きな人を妄想する人の心理的特徴を紹介します。

1.好きな人を理想像に近づけたい

好きな人ができた時にその人から優しい言葉や甘い言葉をかけられたり、素敵なデートを楽しむことを妄想するのは、その人のことが好きというだけでなく自分の理想像に近づけることでますます恋愛を盛り上げたいという深層心理が働いています。

実際に好きな人自身のことをまだよく知らない段階であればあるほど、自分が好きになった人はきっと今まで探し求めていた理想の恋人に違いないという確信を求めています。

そんな中で好きな人を妄想することによって自分の理想像と好きな人自身を結びつけているのです。

2.現実で振られる予感がある

好きな人を妄想する人の心理的特徴は、現実の中では好きな人に直接アタックできそうにない、アプローチしても絶対に振られるという予感があることです。

現実では絶対に叶うことのない好きな人との恋愛への欲望を頭の中で妄想することによって満足させているのです。

このような厳しい現実からの逃避として好きな人を妄想している人は、妙に現実的な妄想を膨らませている傾向があります。

妄想の中で恋愛の駆け引きを楽しんだり、時にはすれ違ったりしながら一方的な思いを募らせています。

3.荒唐無稽な妄想をしたい

好きな人を妄想する人の心理的特徴は、現実では絶対に起こりえない荒唐無稽な妄想に浸りたいという心理があります。

妄想の世界ではどんなにありえないことでも妄想する分には自由です。

憧れの女の人がモンスターに襲われているところに、自分が武器を持って颯爽と登場して彼女を助けてそのまま結ばれる。

かっこいい大富豪のイケメンが、他にたくさんいる美女に見向きもせずに自分のところにやってきて結ばれる。

ファンタジーの中でしかありえないような出来事も妄想の中では自由で、妄想の中での自分は絶対に好きな人と結ばれます。

4.相手はだれでもいい

好きな人を妄想する人の特徴は、そのたびごとに一番気に入っている好きな人を当てはめて妄想しているものの、実際のところ相手は誰でもいいという特徴があります。

つまりそもそもが妄想なので、学生時代だったらクラスメイト、大人になったら職場の同僚、テレビの中の芸能人、などと相手が入れ替わっても全く問題がないのです。

しかしそれでも本人の中ではその時一番ホットな感情を持っている人を当てはめて妄想しています。

好きな人を妄想する人は、言い換えれば現実世界では冒頭の中の登場人物のキャスティングをしているということです。

5.現実のためのイメージトレーニング

好きな人を妄想する人の心理的特徴は、現実逃避や自己満足をしたいというだけとは限りません。

実際に好きな人ができてその人にどうやってアプローチをして近づこうかと戦略を練って、自分の心の中の妄想をすることによって、現実でその作戦を実行するためのイメージトレーニングをしているという人もいます。

そういった人たちの妄想の中では、現実で目にした好きな人の行動パターンや性格が日々更新されてリアルにシミュレーションされていきます。

妄想の中で告白したり、妄想の中で作り上げたデートプランは、その後実際に好きな人と現実で接する時の予行練習的な意味を持っているのです。

いかがでしたか。

好きな人を妄想する人の心理的特徴は、現実とかけ離れた別の一人の世界ができあがっている人もいれば、現実を反映した妄想をすることによって知らず知らずのうちに好きな人へ近づく努力をしている人もいます。

いずれにしても妄想をすることは全ての人にとって自由なので、皆さんも好きな人ができたら思う存分妄想を楽しみましょう。