居候は古い時代から存在していて、特有の特徴については昔も今も変わりません。
ただ、生活環境の変化と共に色々な特徴が現れています。
そこで、居候の特徴にはどんなところがあるか紹介します。
1.遊び人
居候は遊び人というタイプが多く、士農工商の時代から遊び人は存在していて居候の代表的な特徴の一つです。
居候のタイプは2つあり、一つは遊び人タイプでもう一つは怠け者タイプです。
中には違ったタイプもいますが、これら2つのタイプが大多数派と言えます。
居候はなぜ遊び人が多いかですが、ギャンブルや遊びなど自分の欲を優先するため、自分の家を所有できる状態になり難いという点が理由の一つです。
また、若い頃から遊び癖が強く同じ職についていないケースが多いため、収入的にも不安定という特徴があります。
江戸時代の旗本に、居候が多くいたと言われていますが、昔の場合は家を継承しない長男以外に多くいました。
しかし、現代は長男にこだわる風習がほとんどないので、長男でも居候は存在していて昔と少し違う部分です。
2.面倒くさがり屋
自立して自分で生活する場合は掃除や食事、洗濯など既婚者以外なら全て一人で行う必要があります。
居候していれば、一部自分で行うか居候場所によっては、上げ膳据え膳状態になって楽な生活が送れます。
面倒くさがり屋にとって、家事をやらないか少なく済む事は魅力的で、居候になると止められなくなります。
居候をする場合は大抵親元がほとんどで、親は子供が何歳になっても愛情が変わらないため、甘やかし気味になる点も居候の居心地を良くする原因でもあります。
面倒くさがり屋の人でも、独立して自分でやらないといけない状態になると、無理して家事などをこなし面倒くさがり屋ではなくなります。
しかし、居候を続ける程自分でやらないといけない状態に遭遇しないので、面倒くさがり屋が慢性化して居候から抜け出せなくなります。
若い頃から面倒くさがり屋さんは、将来的に居候になる可能性があるので、若い頃から改善することがオススメです。
3.行動力がない
居候の人を見ていると、色々な部分で行動力の無さを感じるケースが多く特徴と言えます。
行動力は、仕事面にも影響を与えるためやる気の有無に関係してきます。
行動力が無いイコールやる気が無い人になり、最終的に居候へとなる傾向があります。
また、行動力がある人はこんな暮らし方がしたいと考えた場合、それを目標として必要な行動を取り始めますが、行動力が無いと口だけや考えだけのところで終わります。
その為、行動力の有無で居候になりやすい人となり難い人となり、長年やる気が無い人生を送る人ほど居候になったら抜けられなくなります。
行動力は大切で、大抵の人はやっても駄目かもと思いチャレンジを諦めますが、成功者は駄目だとしてもトライする精神があるため、上手くいくと大成します。
その逆で、行動力がなく頭だけで理想を考えているタイプは、いつになっても進展や変化がなく、居候の人ならずっと居候になります。
しかし、健康上の理由から行動に移れない場合もあるので、チャレンジしない人が全て状況が変化しない人とは限りません。
行動力の度合いによって、人の特徴にも違いがあり、行動力が低い人ほど居候になる可能性が高く、居候から抜け出せるかにも影響を与えています。
もし、居候から抜け出せなくて悩んでいる場合は、簡単な事から実行すると居候脱出の足がかりになります。
居候の特徴はいつの時代も良い部分はなく、その人の性格が大きく関係しています。
居候に悩む場合は、自分自身の人間性に悩むケースが多く、生き方に関する部分に特徴が多い傾向です。
居候を脱出する場合は、考え方や生き方を改めて前進する気持ちを持てば、解決できるという特徴もあります。