美食家気取りの人は、本物ではないため周りにバレてしまうと笑われてしまう傾向があります。
そんな美食家を気取っている人の特徴を知ることで、本当に食事へのこだわりが強い美食家に対して、改めて尊敬の気持ちが生まれるでしょう。
1.高ければおいしいと思っている
美食家気取りの人は、高ければおいしいと思っていることが特徴として挙げられます。
美食家を気取っている人は、おいしいお料理は高額な金額を取るといったイメージを持っているようで、とにかく食事をする際にはコース料理専門のお店や、高い食材を使っているお料理を出すお店に行くことで満足します。
高い食材を使っているのだからまずいはずがないといった考えを持っているため、美食家を気取っているだけであることに気づかないのです。
2.調理法を理解していない
美食家気取りの人は、調理法を理解していないことが特徴として挙げられます。
本物の美食家は、どのような調理法をすることでどんな味が生まれるかを理解しています。
ですが、美食家気取りの人は美味しければ良いと思っているため、調理法を理解していないまま食べていることが多いです。
作る工程よりも、美味しくできればそれで良いと思っているため、料理人がどうやって食べて欲しいかを知る由もなく、好きな順番でご飯を食べて満足してしまいます。
3.1から手作りかこだわりを見抜けない
美食家気取りの人は、こだわりを見抜くことができません。
使っている材料はすべて1から手作りしているか、市販の出汁を使っていないか、料理においてのこだわりを何も見抜くことができません。
こだわりを見抜くことができればその料理の本物の味を知ることができるのですが、お店によっては市販の出汁を使っているお店もあります。
美食家気取りの人は、美味しくできればそれで良いと思っているため食材が無添加であろうが、添加物がたくさん入っていようが全く気にしません。
そういったことに気づかないまま食べて、おいしいと判断しているだけでは美食家とは言えません。
4.食べるスピードが速い
美食家気取りの人は、食べるスピードが速い人であることが特徴として挙げられます。
本物の美食家は、一つ一つのこだわりをしっかり見抜いた上で丁寧に味わっていくのですが、美食家を気取っている人は、出された食事をトータルで見ているため、一つ一つじっくりと味わいながら食べるということをしません。
食べるスピードが速く、あっという間に平らげてからその食事がおいしかったかどうかを判断するため、周りの人から見ればこだわりのなさに唖然とさせてしまうでしょう。
5.場所によって決めてしまう
美食家気取りの人は、場所によっておいしいかどうかを決めてしまうことが特徴として挙げられます。
流行のところにあるし、人気のエリアにあるからおいしいに決まっているといった判断で美食家を気取っているのでは、本物の美食家とは言えません。
美食家気取りの人は、どの場所にでもご飯を食べに行きますが、そのレストランがどこにこだわっているのかを知らないまま利用してしまうことが多いです。
また先入観で食事を楽しむことも多いので、感想を言っても薄っぺらい感想を述べることが多いです。
本物の美食家は場所にとらわれず、目的の料理やお店の売りを知った上で利用するため、本当の食事を楽しむことができます。
美食家気取りの人は、自分の中の先入観や勝手な考え方でおいしさを判断してしまうことが多いです。
本当の美食家はお店の努力や料理におけるこだわりを見抜くことができます。
いくら高いから、場所が良いからといっても、その食事の奥深い味まで見抜けない限りは、美食家かとは言えません。