みなさんの職場にもつい「えっ」と思うような人がいるのではないでしょうか?
ストレス社会と呼ばれて久しい現代、どこにでもそういう人はいるものです。
今回はそんな「呆気にとられる人の特徴」をご紹介します。
1.突然キレる
おそらくどこの職場にも一人はいるのではないかという人です。
仕事中に少しでも自分の気に入らないことがあるとすぐに機嫌が悪くなったりふて腐れたり、
上司に楯突くことはありませんが、言い返せないような立場の人を捕まえて、
大した理由もないのになじったりケチをつけたりととにかくイヤな人です。
こういった人に共通して言えることは誰からも愛情を受けていないということです。
おそらく恋人もいないか、仮に結婚していても家庭内で居場所がなく常に窮屈な思いをしています。
そんな苦しくてどうしようもない感情が自分よりちょっと弱い甘えさせてくれそうな人に対してキレるという形で噴出してくるのですね。
こういう人に対してはたとえキレてきても「あぁ、怖がっているんだな」と、
心の中で同情してあげれば多少は付き合いやすくなるのではないでしょうか?
2.髪型、風貌が急に派手になる
こういう人はとくに部署の係長あたりに多いように思われますが、
大人しそうな風貌だった人が急に短髪になって髪に剃りこみを入れたり、凄い場合には片目がカラコンになったりします。
彼らは組織内で少し出世しはじめて部下ができたことから威厳を見せ付けたいと思っているのです。
本人は「俺って頼りになるだろ」という感じで悦に入っているのですが周囲の女子たちにきいてみると評価は惨憺たるものでした。
「なにイキッてんの?」「生理的にムリ」そんな周りの声にも気付かず俺って頼りになるよな?と思っている人は、
ある意味可哀想な人なのかもしれませんね。
3.挨拶が横柄
これはとくに中小企業のある程度年を取った非正規社員あたりによく見られるタイプです。
「おはようございます」と声をかけると「(ジロッとみながら見下したような表情で)はい」
「(声をかけてきた相手が目上の人でも)はい、どうも」など、
ろくに挨拶もできないのかとなじってやりたくなるような人です。
彼らはいったいどういうつもりでこんな態度に出ているのでしょうか?
要するにプライドが非常に高いのです。
ある程度年を取っていくと誰だって自分は正しいと頭が固くなっていくものですが、
彼らのように40代後半や50代になっても非正規社員で働いていたり社内でうまく出世できないでいたりすると、
同級生は出世して(なかには一億円以上稼いでいる同級生もいるかもしれない)認められているので、
「あいつは学生時代俺より成績が下だった」「俺のほうがあいつよりいい大学を出ている」などとプライドがバカ高くなってしまいます。
ですから「俺もあいつと実力は変わらない」と思っているので誰に対してもオープンになれず横柄な挨拶をしてしまいます。
たとえ横柄な態度を取られてもカッとならないことです。
キレる人と同じように彼らに対しても「辛いんだね」と心の中で同情してあげられるくらいの広い心を持ちたいものですね。
そうすればやがて気にならなくなって行くのではないでしょうか?
4.人によって態度を変える
年齢、性別に限らずたまにいますよね。
例えば40代くらいの女性管理職が部下の若い男性に対しては「あら、かわいい」「大丈夫よ」などと、
甘い言葉を投げかけるのに対して女性には「そのくらい自分で考えたら」
「いや、私関係ないから」といった感じで男性には甘え女性にはそっけなくしたりしますね。
こういう人は敵味方をハッキリ分ける傾向がみられます。
誰々ちゃんは味方だけどあの子は悪い奴、というようになります。
厄介なのはこういった人間は夜回りがうまいことが多く、
組織の中である程度発言力のあるポジションについていることが多いということです。
辛いかもしれませんが、あまり自己主張はせず態度が軟化するまで、
ひたすらおだててあげるしかないのではないでしょうか?大丈夫。
辛いのはあなただけではないのです。
いかがでしたか。
どのタイプの人も身の回りに一人はいるのではないでしょうか?
彼らは基本的にはこころが満たされていない人です。
みなさんには家族や恋人がいると思いますが、
彼らを反面教師にして大切な人を大切にしていけば彼らのようにはならないと思います。