何度もテレビで詐欺には注意と呼びかけていても、
つい人を信用して騙されてしまう人って居ますよね。
そんな詐欺にひっかかりやすい人の特徴についてご紹介します。
1.人を疑うことをしない
詐欺と言うと、結婚するすると言って全くその気の無い相手にひっかかってしまう「結婚詐欺」だとか、
「俺だよ俺」という言葉に反応して対自分の息子や身内だと思い込んでしまう「オレオレ詐欺」などがありますよね。
そのような詐欺と言うのは基本的に騙され易い相手にターゲットを絞っているという事が考えられます。
例えば結婚したいと思っている人にピンポイントで甘い言葉をささやいて口説いたり、
結婚式場のパンフレットを目の前に用意してドレスの話などしようものなら、
完全に夢物語の世界に引き込まれてしまい、ころっと騙されてしまうでしょう。
人を疑う事を知らない人というのは言葉の全てをストレートに受け止めてしまいますから、
詐欺師の言葉の裏にどういった意図が隠されているのかという事に反応する事もできないというわけです。
2.あまり深く物事を考えない
例えばあなたが人から何か話しかけられた時に、実はその人の話の内容をしっかり聞いていなかったとします。
けれども、そこで「ごめんね、もう1度同じ話をしてくれないかな」と聞き返すのではなくて、
詐欺にひっかかりやすい人というのは「恐らくこんな感じの話をしてたんだよね」と、
勝手に解釈して自分の都合の良いように受け取ってしまいます。
しっかりと相手の話のツメ甘い部分に注目して、そこに目を向けて冷静に判断する事で、
回避できる事はたくさんあるはずなのに自分からあえてそれをしようとせずに、
なんとなくで理解したような気になってしまいます。
深く1つの事を考えるのが苦手な人というのは小さな問題が起こった時にもそれを無かった事として、
受け流す事が出来る人ですから、そういった適当な態度が自分自身を追い込んでしまうという事もあるでしょう。
1つ1つの事柄に対してもう少し注意して考えるような習慣づけが出来ていれば、
甘い話に引き込まれたり、おかしなカラクリに騙される事も少なくなると言うものです。
3.自分はしっかりしていると思い込んでいる
どれだけ注意喚起をしたところで詐欺の手口にひっかかる人の数と言うのは減らないですし、
そういった犯罪はなくならないものですよね。
実際にだまされたことのある人がいう事には「少し違和感を感じたけれどもついつい騙されてしまった」という意見も多いです。
その段階で「何だか今日は隣の旦那さんが少し変な態度をとっていた」とかいうように、
いつもと違う点に注目していれば騙されなかったかも知れませんが「まさか自分が騙されるはずない」
「自分はしっかりしているから甘い話には騙されない」と思い込んでいる人ほど、
そのような小さいけれども大きな違和感と言うものに敏感に反応できなくなってしまいます。
日常的に一緒に過ごしている相手に対しては、そうでない人と比べてより感覚が甘くなってしまいますから、
独身の男女などで結婚を意識しているような場合には、
特に身近に潜んでいるであろう結婚詐欺師の言葉には注意が必要となってきます。
どんな時でも自分だけは大丈夫、といった考えをもつ人ほど「ひょっとしたらあの人」と、
常に気にしておくことが詐欺にあわない秘訣といって良いでしょう。
どこにでも騙す人はいる
些細な嘘をつく人はたくさん居ますが、
そういった些細な嘘で迷惑を被っている人というのもその嘘の数だけいるはずですね。
自分の身の回りには聖人しかいないなんて思っている人はまずいないでしょうが、
良い人ばかりではないということを意識してたまには警戒しながら過ごす事も危険回避の為には必要な事でしょう。