その人を前にするとプレッシャーを感じずにいられないという人がいます。
一種の存在感がある人ではありますが、単に存在感があるだけではなく、
相手に精神的圧力を感じさせる「威圧感がすごい人」にはどんな特徴があるのでしょうか。
1.支配欲が強く主導権を握ろうとする
強い意志や欲求を持っているのが威圧感がある人の特徴ですが、特に強いのが、「相手を支配しよう」という意志です。
その意志が強いために、誰に対しても自分がイニシアティブを握らずにはいられません。
しっかり主導権を握って相手を支配しようとするのが、威圧感がすごい人の心理的な特徴です。
その欲求の強さから、相手に対して上から目線になります。
上から目線になることで、相手にプレッシャーを与えようとするわけです。
話し方も高圧的で、相手が反論してもそれに応じることはありませんし、
そもそも相手が反論できないような強い話し方をします。
コミュニティの中にあっては、リーダーになろうとし、実際にそれを実現します。
上の立場に立つことによって、他の人を支配するのが、威圧感のすごい人の特徴ということになるでしょう。
2.大きな声ではっきり自己主張する
声の小さな人、蚊の鳴く様なか細い声で話す人は、相手に威圧感を与えることはできません。
声が大きくなればなるほど、相手にプレッシャーを与えやすくなると考えていいでしょう。
威圧感がすごい人には、ですから「声が大きい」という特徴があります。
単に大声で話すだけなら、「うるさい人」で終わってしまうでしょう。
しかし、威圧感がある人には声が低いという特徴もありますから、
大きな声で話しても人にうるさいという印象は与えず、逆に凄みを感じさせるのです。
そうした凄みのある大きな声で、はっきりと自己主張します。
人が違う意見を主張しても、自分の意見を変えたり曲げたりすることはなく、あくまでも主張を押し通します。
そして、最終的には相手を自分の意見や主張に従わせるのが、
威圧感が強い人の特徴ということになるでしょう。
3.目力で相手にプレッシャーをかける
威圧感がある人の共通点の一つが、「目力」です。
威圧感がすごい人は、声をまったく発しなくても相手にプレッシャーをかけることができるのですが、
その理由が目力の強さにあります。
眼光鋭く相手を凝視しますから、じっと見つめられた相手はプレッシャーを抱かずにはいられません。
相手の心の中を見透かしているような目の鋭さが、威圧感を与える大きな理由ということになるでしょう。
4.自己評価も他者からの評価も高い
「自信家」というのも、威圧感がすごい人の特徴でしょう。
自分に自信がない人は、謙虚になったり卑屈になったりするため、人にプレッシャーをかけることはできません。
人に威圧感を与えるには、ですから自己評価の高さが必要になるわけです。
とは言え、いくら自信があっても、他の人から「たいしたことはない」と思われては、やはり威圧感を与えられないでしょう。
人からも「あの人は能力がある」という評価を得てこそ、プレッシャーを与えることができます。
つまり、自己評価も他者からの評価も高いというのが、威圧感がすごい人の特徴です。
5.堂々とした姿勢をしている
威圧感がすごい人には、体の大きな人が多い傾向がありますが、
体の大きさは威圧感がある人の必須条件ではありません。
特に巨体でなくても、威圧感がすごい人はたくさんいます。
威圧感がすごい人の外見上の特徴は、体の大きさよりも、むしろ姿勢の良さです。
胸を張った堂々とした姿勢をしているために、相手がプレッシャーを感じるのです。
堂々たる姿勢を保つことによって、自分の存在をより大きく人にアピールするのが、
威圧感がすごい人の外見上の特徴ということになるでしょう。
人にプレッシャーを与えずにはおかない人について、その特徴を紹介しました。
心理面の特徴もあれば、外見上の特徴もあります。
あなたの近くにいる「威圧感がすごい人」を理解するための参考になさってください。