睡眠が浅い人の特徴4個

最終更新日:2017年3月12日

睡眠が浅いと、体や脳の疲れが完全に解消されないため、

翌日はいつもボーっとした状態になってしまいます。

これでは、やるべきことがあっても、全く集中できません。

では、睡眠が浅い人には、具体的にどのような特徴が見られるのでしょうか。

1.夜になると元気になる傾向がある

睡眠が浅い人は、どちらかというと夜型生活が定着しているということが特徴として挙げられます。

彼らは、夜になると興奮状態になって元気になってしまうため、

夜布団に入ってもリラックスできず、なかなか寝付くことができません。

このような毎日を繰り返しているため、熟睡することが難しくなってしまいます。

彼らは、夜になるとお酒を楽しんだり、スマホやPCの画面を長時間見ているといったような、

脳の興奮を引き起こすようなライフスタイルが習慣になってしまっているということも大きな特徴です。

彼らの睡眠の浅さは、彼ら自身の生活習慣が原因の1つになっていると言っても良いでしょう。

2.カフェインやアルコールの強い飲み物が好き

睡眠が浅い人は、カフェインを含む飲み物や、アルコール飲料が好きだという傾向が高いのも特徴です。

これらの飲み物は、脳の興奮に繋がります。

これらの飲み物を日常的に大量に飲み続けることで、脳は1日中興奮している状態になってしまいます。

その結果、いつまで経っても脳がリラックスモードにならないため、熟睡することができなくなってしまいます。

特に、晩御飯を食べた後の夜の時間帯にこれらの飲み物を何杯も飲んでしまうような習慣を持っている人は、

睡眠が浅いという場合が多くなります。

3.寝ている時に、夢を見る頻度が高い

寝ている時に「よく夢を見る」という人は、睡眠が浅いと言われています。

熟睡していれば、夢を見ることはなく、寝ている時の自分の状態など何も覚えていません。

しかし、夢は、「半分だけ眠っている状態の時に見るもの」なので、

夢をよく見るということは、熟睡できていない証拠であると言えるでしょう。

特に、「寝ている時に見た夢をしっかりと記憶している」「香りや味などを感じられる、リアルな夢を見た」という場合は、

それだけ脳が冴えている状態で見る夢なので、全く熟睡できていないと考えて良いと言われています。

4.ストレス解消が上手ではない

長い間ストレスを蓄積していると、体や脳が興奮状態になり、安眠を妨げると言われています。

ストレスを上手に解消している人は、夜になるとリラックス状態にすんなりとは言っていくことができます。

しかし、ストレスを溜め込んで放置している人は、

興奮状態から解放されることがないので、なかなか熟睡することができません。

そして、睡眠が浅い状態が毎日続くことによる疲労が、更なるストレスとなってのしかかり、

余計に睡眠が浅くなるという悪循環を招いてしまいます。

ストレスを解消することが得意ではないという人は、知らず知らずのうちに睡眠が浅くなっている可能性があります。

社会人になれば、誰でも多かれ少なかれ、ストレスを持っているものです。

そのため、趣味を見つけたり、友達と楽しく過ごす時間を持つなどして、

意識的に日頃のストレスを解消する習慣を持つことが大切です。

慢性的に睡眠が浅くなっている人は、夜になっても脳がリラックスできないような生活習慣を続けているということが特徴です。

夜の時間帯の過ごし方や、日頃好んでいる飲み物、ストレスとの付き合い方が、

人間の睡眠の質に大きく影響すると言われています。

「最近熟睡できていない」「毎日だるい日が続く」という自覚がある人は、

日頃の生活習慣を見直し、意識的に睡眠の質を改善するように努める必要があります。

睡眠は健康の基本です。

夜はできるだけ体と脳を休ませるように意識し、ゆっくり熟睡できるように心掛けたいものです。