気まぐれな性格の人は、自分の気分次第で行動や言動をコロコロ変えてしまいます。
そのため、周りの人たちがそれに翻弄され、
ストレスを感じてしまう人が増えてしまうようになります。
では、気まぐれな性格の人は、具体的にどのような特徴を持っているのでしょうか。
今回は気まぐれな性格な人の特徴をご紹介します。
1.時間が経つと、全く違ったことを平気で主張する
気まぐれな性格の人は、その瞬間に感じたことをそのまま口にしてしまうという傾向があります。
そのため、時間が経つと、全く違う主張をしてくることが珍しくありません。
その結果、多くの人を困惑させてしまうようになります。
場合によっては、「さっきと真逆のことを平気で言うなんて」と、
彼らの態度に対して怒り出してしまう人も多くなります。
しかし当の本人は、全く悪気がありません。
彼らは「さっきは確かに本気でこのように思ったけれど、時間が経ってみると、やはり違っていた」
という考えに基づいて発言しているため、彼らからしてみると、
「自分の思いの流れに、自然に従っただけ」という感覚です。
しかし、そんな彼らの二転三転する言動を理解できない人が多いため、しばしば不要な敵を作ってしまうことがあります。
2.「今の自分の気持ち」に正直に生きている
「気まぐれな性格」というと、「いい加減」というイメージを抱いてしまう人も多いようですが、
見方を変えると、「自分に正直な性格」であるとも言い換えられます。
気まぐれな性格の人は、自分に嘘をつくことができない人です。
彼らは、徹底して自分に正直に生きています。
しかも、その瞬間その瞬間に湧き上がる自分の思いを大切にしています。
自分の内側に何かの思いが沸き上がるたびに、その思いに忠実に振る舞うような生き方をしています。
その結果、「さっき言ったことと後で言ったことがまるで違う」といった現象となって現れてしまうこともよくあります。
このように、自分に対してとことんまで正直な彼らの生き方を、
「自由で素晴らしい」と評価する人がいる一方で、
「気分次第で人を振り回すなんてひどい」と嫌悪感をあらわにする人もいます。
3.気分や感情に左右されやすい
気まぐれな人は、自分の「今の思い」に正直に生きているため、
気分や感情に左右されやすいタイプであると言えます。
嬉しい時や楽しい時は、爆発的に喜びを表現し、人当たりも良くなります。
しかし、つらい時や悲しい時は、一転して、とことんまで落ち込んでしまい、
やる気が全く起きなくなってしまうようになります。
この違いに、周りの人はびっくりしてしまうようです。
しかし彼らは、自分が今感じていることを無理矢理ごまかしてまで、自分を演出しようとは思っていません。
嬉しい時は素直に喜びたいし、つらい時は我慢せずに落ち込みたいというのが、彼らのポリシーです。
その素直さが、他人の目には、「自分をコントロールできない人」「忍耐力のない人」と映ってしまうこともあります。
4.彼ら自身は、自分が周りの人を振り回しているとは思っていない
気まぐれな性格の人は、その時の自分の思いだけに忠実に生きていますが、
そのような自分の行動が周りの人を振り回しているとは思ってないという点も、大きな特徴として挙げられます。
それどころか、「他の人も自分のように、もっと自分自身の思いに正直に生きればいいのに」とすら思っています。
確かに彼らは、自分の思いに正直ゆえに、わがままだと思われてしまうような行動や言動をよく見せます。
しかし、それを周りの人に無理に受け入れてもらおうとは思っておらず、
「嫌なら拒否してくれても良い」くらいの軽い気持ちでそのような振る舞いをしているというケースがほとんどであります。
「お互い自由に生きるのが1番」というのが、彼らの生き方の美学でもあります。
気まぐれな性格の人は、その時その時に湧き上がった自分の思いだけに正直に生きているため、
周りからはどうしても「掴みどころのない人」「ワガママ」と思われてしまうこともあります。
しかし、人から嫌われても、彼らは一向に気にしません。
無理をして人から好かれる生き方よりも、自分に嘘をつかない生き方の方が、彼らにとっては大切です。
それゆえ、「ワガママ」と批判されても、彼ら自身は幸せです。
気まぐれな性格の人に振りまされてしまうタイプの人や、物事をついつい深く考えてしまう人は、
彼らの自由さを少し取り入れてみると、心が軽くなるかもしれません。