節操がない人は、考えや発言に一貫性がありません。
「昼に言ったことと晩に言ったことが違う」というのは、正に彼らのようなタイプです。
そして彼らは、周囲の人を混乱させ、平気で迷惑をかけ続けます。
では、節操がない人とはどのような人なのでしょうか。
その具体的な特徴についてご紹介します。
【特徴・方法】
1.一大決心で下した大事な決断も、簡単に覆してしまう
節操がない人は、時間が経つと、考えや発言を平気でコロコロ変えてしまいます。
時には、長い間悩み抜いて一大決心で出した大事な決断すらも、ちょっと気が変われば、簡単に覆してしまいます。
そのため、周りの人は「また結論を変えたのか」と呆れ返ってしまい、彼らを全く信用しなくなります。
このタイプの人が仕事の場でリーダー的なポジションになってしまうと、現場が大混乱してしまいます。
思い付きでコロコロと決断を変えてしまうため、その度に周囲の人がそれに振り回され、
いつまで経っても大事なことが何1つ決まらなくなってしまうからです。
彼らは「何があっても自分の信念を貫く」という頑固さは持っておらず、
臨機応変な対応ができるタイプではありますが、この傾向が行き過ぎるあまり、
周りの人を振り回してしまうことも少なくありません。
2.自分にとって都合の良いものに、すぐ飛びついてしまう
節操がない人は、目の前に「自分にとって都合の良いもの」があるとすぐに目を輝かせて興奮し、
疑いもなく飛びついてしまいます。
そして、その「自分にとって都合の良いもの」が目の前に転がってくるたびに、
それらに同じように飛びつくということを繰り返します。
そして、熟考することなく飛びついてしまうため、飽きるのも早いというのが彼らの特徴です。
そのため、都合の良いものに飛びつくという行為と、
飽きてさっさと手離すという行為を、短期間の間に何度も繰り返します。
その結果、「1つのことを長く続ける」「1つの物を長く大事にする」ということができなくなり、
周囲からは「ただの飽きっぽい人」というレッテルを貼られてしまうようになります。
3.恋人がいても、すぐに他の異性に目移りしてしまう
節操がない人は、異性関係にだらしない面があるということが大きな特徴です。
今、恋人がいても、他に魅力的な異性が目の前に現れた時は、すぐに目移りしてしまいます。
そのため、節操がない人は、男女問わず、浮気を繰り返す傾向が高いと言えます。
他の異性に目移りしたことが原因で今の恋人と別れ、新しい恋人ができたとしても、
他にまた魅力的な異性が目の前に現れたら、再びそちらに目移りしてしまうということを繰り返します。
そのため、付き合っている異性と、いつまで経っても安定した関係を築くことができません。
4.1つのことに集中して打ち込むことができない
節操がない人は、今何かに打ち込んでいても、すぐ他のことに目移りしてしまうタイプです。
そのため、腰を据えて1つのことに集中するということができません。
たとえ、今一生懸命頑張っていることがあったとしても、他に面白そうなことを見つけると、
すぐに目移りし、今打ち込んでいることを簡単にやめてしまいます。
そして、人生において、このような目移りをずっと繰り返します。
そのため、「一定期間集中して1つのことに打ち込む」ということができず、
何も極めることができないまま、結局全て中途半端のままで終わってしまいます。
節操がない人は、「何が何でも自分はこの信念を貫く」という頑固さがないため、
状況に応じて臨機応変に考えを変えられる人ではありますが、この傾向が行き過ぎてしまっているというケースが多くなります。
その時その時の興味や興奮・欲に流され、平気でコロコロと考えや発言を変えてしまうため、
周囲の人たちがそれに振り回されて迷惑することが少なくありません。
場合によっては、大事な決断や大きな目標すらも、簡単に覆してしまうことがあります。
興味の対象が幅広いのは素敵なことですが、あまりにも目移りが続くと、
「落ち着きがない人」「飽きっぽい人」と思われ、信用をなくす結果になります。