自己開示が苦手な人の心理4個

最終更新日:2016年12月11日

初対面の人と仲良くなりたい時に有効な手段が自己開示です。

自己開示で自分の事を相手に伝えることによって、自分をよく知ってもらうことができ、共通点の発見などにつながります。

また、自己開示は心理学的にも有効と言われており、他者と仲良くするためには必須の行動といってもいいでしょう。

しかし、なかには自己開示が苦手だという人もたくさんいます。

今回は、自己開示が苦手な人の特徴をご紹介していきます。

1.自分に対して自信が持てない

自己開示が苦手な人の特徴として、自分に自信が持てないことがあげられます。

自分に自信がないということは、相手に伝えようとする勇気が持てないということです。

そのため、自分の事を話した時に、相手はどう思うかを深く考えてしまい、自己開示がためらい、控えてしまうことになります。

特に、初対面の相手と話すときにはこの傾向が強く、こんな自分と仲良くしてもらえるのだろうか?と不安になってしまいがちです。

自己開示を行う第一歩として、自信を持つことが大切です。

自分に自信が持てるようになると、相手がどう思うかを考えることがなくなり、自分のことを素直に伝える、表現できるようになるでしょう。

2.他者への警戒心が強すぎる

他者への警戒心が強すぎる人も、自己開示が苦手な人だといえます。

相手と仲良くするまでの時間、距離感が遠く、なかなか自分の本当の気持ちを伝えることができません。

相手の様子をうかがったり、表情を気にしながら話すなど、どうしても本音で話すことができないでしょう。

このような場合には、とにかく人と接する練習を行うことが大切です。

警戒心が強いことは悪いことではありませんが、必要以上に相手を遠ざけてしまうことになります。

そうすると相手も自分との距離感を感じてしまい、更に自己開示しにくい関係性となるので、

初対面だからといって警戒しすぎないように気をつけましょう。

3.人見知りで話ベタ

人見知りの人は自己開示がしにくく、そもそも人と話すことが苦手な場合が多くあります。

話すことが苦手な場合は自分を表現することが難しく、自己開示も難しくなります。

このような場合には、とにかく人と話をしてみることが大切です。

人見知りだから自分を表現できない、と考えるのではなく、人見知りだからこそ自分を伝える努力をしましょう。

最初は難しいかもしれませんが、なんどか繰り返していると、自然と自分の事を伝えることができるようになっていきます。

4.言葉にして表現することができない

人と話すことはできるけど、自己開示は難しい人はこのタイプだと考えられます。

自分のなかでは色々話したいけど、言葉にするのは難しい、話しているうちに何がなんだかわからなくなってしまう人もいるでしょう。

このようなタイプの人は、自分のことを紙に書き出すなどをして、アウトプットをしてみましょう。

書き出したものを自分で振り返ってみると、自分のことが今まで以上によく理解できているはずです。

また、初対面の人に伝えることが難しいのであれば、友人に話してみるのもいいでしょう。

自分の考えをまとめ、言葉にしてみる練習が非常に大切です。

自己開示ができないといっても、その理由は人によって様々です。

自分のことをうまく伝えることができない人もいれば、そもそも人と話すこと自体が苦手な人もいます。

そのような場合でもあせらず、少しずつ自分のことを相手に伝えてみると良いでしょう。

話そうとする姿勢は相手に伝わり、少しずつでも自分を表現すること、伝えることは可能です。

自己開示が苦手だとあきらめるのではなく、ほんの少しの部分から、自分のことを伝えようとしてみるといいでしょう。