いつになってもなくならない「いじめ問題」。
最近ではいじめによる自殺も増えつつあります。
大人はもちろん子供なら尚更SOSを発することが難しく、親がその状況を把握するまでに時間がかかってしまうことも……。
そんないじめ問題を少しでもなくせるように。
今回はいじめられやすい子の特徴をご紹介します。
1.優しい子が多い
いじめられっ子には、優しい子が多いんです。
特に子供の頃は「自分でやり遂げたい」という気持ちも多いため、誰かになにかをやられてしまったり、
優しい言葉をかけられると「自分でできるから」と思ってしまいがちなんですよね。
でも、優しい子はそれを率先してやってしまうんです。
だから大人から頼られることも多いのですが、それをみた周りの子はヒガミの気持ちからいじめてしまうこともあります。
2.積極的である
何事にも積極で人見知りもしない子は、どんな枠の中にも入り込むのが得意です。
もちろん、これは素晴らしい個性であり、誇るべきことです。
しかし、今の日本ではなかなか自ら前に出て行く人が少ないんですよね。
「手をあげるのが恥ずかしい」と授業中になかなか手が上がらないクラスなどもあるのだそう。
その中でなんでも率先してやっていきどんどんと前に進んで行く子を見てしまうと、
それができない大多数の子はまた僻んでしまうんです。
3.いつも同じお洋服を着ている
いまは、オシャレな子も多くなりました。
ファッションセンスや美容にまで力を入れる小学生も少なくはないのです。
そのなかで、いつも同じお洋服であったり、敗れたお洋服を着ていたりすると、やはりイジメの対象になってしまうことはよくあります。
「また同じ服」と陰口を言われるようになり、それがエスカレートしてしまう場合も……。
ご両親はいつでもそういったことに敏感に気づいてあげて、洋服も頻繁に変えてあげることも必要なのかもしれません。
4.コミュニケーションをとるのが苦手
これは子供に限ったことではありませんが、コミュニケーションをとるのが苦手な人もまた、いじめられる対象になりやすいです。
話していることに対して応答ができるかどうか、笑顔がつくれるかどうか、うまく話の輪のなかに沛って行けるかどうかがポイントとなります。
なかなかうまく入っていけない人は次第に一人になってしまうことが多く、結果的に孤立してしまいます。
5.自分勝手である
これもまた、大人でもよくあることです。
自分ができないのに、怒ってしまう。
すぐにキレてしまう人っていますよね。
色々な感情がうまく整理できずに、相手に当たってしまうことはよくあることです。
しかしながらこれが多くなってくると、さすがに周りも違和感を感じ始め、関わることがおっくうになってくきてしまいます。
そうすると、それが次第にイジメという結果につながってしまうこともあります。
6.なかなか言い返すことができない
なかなか言い返すことができない人もまた、いじめられやすいでしょう。
言い返せないことがプラスに動くこともありますが、それがデメリットに働きかけ、自分を苦しめてしまうこともあります。
いじめというのは、一度思いっきり言い返してみたら解決した、というパターンも多いんです。
意見をいうというのはなにも悪いわけではありません。
みんなそれぞれに意見があるのですから。
いかがでしたか?
そう簡単には解決できないであろうイジメ問題。
あなたのお子さんがに当てはまることがあれば、少し気をつけて見ておくことも大切かもしれません。
もしなにかお子さんがSOSを出しているようであれば、親にも解決できないことが多いですから、時には「逃げる」ということも必要です。