世間にはなんでも疑ってかかる人もいます。
人が言ったことを素直に受け取ることなく、「裏があるのではないか?」「嘘じゃないか?」と疑ってしまいます。
そんな疑り深い人の特徴についてご紹介します。
1.なにに対しても否定的
疑り深い人は、なにに対してもまずは否定からはじまります。
「それは違うんじゃないか」「間違っているんじゃないか」と、疑ってかかるのです。
ですから、相手や周囲の人は、いちいちその疑問を解消してあげなくてはいけないので大変です。
2.騙されたくないという思いが強い
物事や相手を疑う、ということは「騙されたくない」という警戒心がとても強いことを意味します。
絶対に騙されたくないと思えば、当然、最悪のケースを考えたり、相手が言ったことや、物事に対して、深く考えてしまいます。
基本的に相手は嘘をついていないだろうと信じている人や、騙すつもりはなくてもひとはたまに間違えることもある、
と気楽にかまえている人は疑り深くはなりません。
3.不安感が強い
疑う、ということは、不安になっているということでしょう。
素直に信じられれば不安はありません。
でも、「嘘じゃないか?」などと疑うということは、不安にかられている状態にあります。
また、不安に思いやすいからこそ、疑り深くなってしまうのでしょう。
4.周囲から敬遠されてしまう
疑り深い性格だと、いちいちすべてのことを疑ってかかるので、周囲の人はうんざりしてしまいます。
疑うということはネガティブなことなので、せっかく楽しく会話してても、
「本当なのそれ?」と水をさされてしまうと、周りの人はしらけてしまうでしょう。
そういうことが続くと、自然と「あの人と話すのは面倒くさい」と思われて、敬遠されてしまいます。
一般的に疑ったほうがいいということもあるでしょうが、それ以外のすべてのことを疑ってかかるということは、
周囲の人には嫌がられる行為でしょう。
5.過去に痛い目にあっている
疑り深い人には過去に痛い目にあったことがあります。
そういう体験から、疑い深くなってしまっているのです。
もう同じ目にはあいたくない、という恐怖心や不安から、疑い深い性格に変わってしまったのでしょう。
どういう体験をしたかにもよりますが、ひどい体験をしたならば、疑い深い人になってしまってもしょうがないと言えるでしょう。
6.ネガティブな人に多い
疑う、という行為はネガティブな思考回路です。
元々ネガティブな思考回路の人は、悪いことが起こるのでは、
とか騙されるのでは、嘘つかれているのでは、と、まずネガティブな方向に考えてしまいます。
ポジティブな人はそうは考えないでしょう。
相手が自分に嘘をついてもなんのメリットもないだろうと考えたり、相手が嘘をつくような悪い人とは思わないからです。
ですが基本的にネガティブな人は相手が悪いことを考えているのでは、自分に悪いことが起きるのでは、と考えがちです。
ですから、何事にもまず疑ってかからないといられないのです。
7.疑うことが癖になっている
誰にでも癖になっている思考回路があるでしょう。
疑り深い人は、疑うということが癖になっている可能性があります。
癖なので、無意識のうちに、相手の言葉の裏を探ったりしてしまいます。
ですから、自分が特別疑り深いとは自覚していなかったりします。
普通の考え方と思っていて、周囲の人のとらえ方とはズレが生じてしまいます。
疑り深い人と付き合うのは少し厄介でしょう。
疑われるというのは嬉しいことではないですし、疑いをはらすのも面倒なことです。
また、自分が知らないうちに疑り深い性格になって周囲の人に迷惑をかけないようにしましょう。