心強い人の頼もしい特徴5個

最終更新日:2016年8月13日

「その人が近くにいてくれると、なんとなく心強い」という人がいます。

職場でも学校でも地域でも、あるいは友達の中にも、

いてくれると安心できる心強い人にはどんな特徴があるのかご紹介します。

1.いつも穏やかでにこやかにしている

心強い人の特徴として、まず、その「表情」に注目してみましょう。

感情の起伏が激しく、それをすぐに表情に出すような人は、

周囲の人に対して「心強い」という印象を与えることはできません。

また、気分屋で機嫌の良し悪しがはっきりわかるようなタイプの人も同様です。

心強い人にも、もちろん喜怒哀楽はあります。

しかし、特に負の感情を表に出さず、いつも穏やかでにこやかにしているのが、心強い人です。

機嫌が悪い時でも、上手にセルフコントロールして、いつもと同じ、穏やかな表情を変えることがありません。

いつも変わらないその表情が、周囲の人に安心感を与えるのです。

何も言葉を交わさずとも、その表情だけで人に安心感を与えることができるというのが、

心強い人の特徴と言うことになるでしょう。

2.明るくポジティブなムードメーカー

それとは少し違うタイプの心強い人に、「ムードメーカー」がいます。

チームやセクションに明るいムードをもたらす存在ですが、こうしたタイプも、

近くにいてくれると心強い存在と言っていいでしょう。

特に、チームの成績が上がらないときや、セクション内のムードがよどんでいるようなとき、

あるいは自分が落ち込んでいる時に、こうした人がいると、ムードががらりと変わり、落ち込んだ気持ちが明るく変化するものです。

そこには、どんな状況にあっても変わらない、ムードメーカーのポジティブな人柄があると考えていいでしょう。

こういうタイプの人は、間違いなくプラス思考で、前向きな考え方をします。

そのポジティブシンキングで励ましてくれるのですから、こんな心強い存在はないでしょう。

3.苦労人で経験豊富

苦労人タイプの、心強い人もいます。

これまでの人生で、人よりも多くの苦労を経験し、それを乗り越えて今があるというタイプの人です。

こういうタイプの人は、多くの経験を通じて得た、「引き出し」をたくさん持っています。

ですから、人が苦境に立たされたり、ピンチに直面したり、ミスの処理に困っているような時に、

適切なアドバイスをすることができます。

逆に、こういう人が近くにいれば、困った時に頼りにすることができるわけです。

つまり、ムードではなく、実質的なアドバイスによって人を励ますことができるタイプの、

心強い人ということになるでしょう。

4.ピンチや逆境に強い

ストレス耐性が高く、ピンチに強いというのも、心強い人の特徴です。

例えば、職場内に大きなトラブルが起きて、みんながパニックに陥っているとしましょう。

そうしたピンチに直面し、その渦中にあっても、決してパニックにはならず、

冷静に事態に対応できる人は、他のメンバーから「心強い存在」と思われるにちがいありません。

周囲がどんなに取り乱していても、ひとり、平常心を失うことなくいられる人が職場にいると、

その職場はピンチを乗り越えやすくなるものです。

また、こういうタイプの人を上司に持つと、部下はどんな時でも安心して、

自分の仕事に専念できることでしょう。

5.実力と自信がある

心強い人には「自信がある」という共通点もあります。

自分に自信があって、いつでも堂々としているからこそ、周囲の人に安心感を与えることができます。

ポイントは、その自信が実力の裏付けを持ったものであること。

単に自己評価が高く、たいして実力もないくせに自信だけはあるという人は、決して心強い人と思われません。

あくまでも周囲がその実力を認め、本人もそれを自覚し、高い自己評価をしているのが、心強い人の大きな特徴です。

人から精神的に頼りにされる心強い人について、5つの特徴を紹介しました。

あなたの身近に、当てはまる人はいないかチェックしてみてはいかがでしょうか。

もしかすると、自覚していないだけで、あなた自身にも「心強い人」の要素があります。