我慢強い人の諦めない特徴5個

最終更新日:2016年8月1日

「人間は我慢が肝心」と言われますが、「そう言われても、実際にはなかなか我慢できないもの」という人は少なくないでしょう。

できることなら我慢強い人間になりたいと思っている方のために、その特徴を紹介します。

1.しっかりした目的意識や、目標達成への強い意志を持っている

仕事でも勉強でも、それを継続し、向上させていくためには、我慢強く続ける力を持っていなければなりません。

仕事にしろ勉強にしろ、困難や障害がつきものですから、そこでへこたれてしまっては、継続も向上も不可能になってしまいます。

我慢強い人にはその継続力があるわけですが、そのもとになっているのが「しっかりした目的意識や、目標達成への強い意志」です。

ただ漠然と「勉強しよう」と思ったり、「仕事をしなければ」と考えているだけでは、困難を克服し、前に進むことはできません。

「何が何でも目的を果たそう」とか、「目標達成のために、最大限の努力をしよう」という意識を持っていてこそ、

仕事や勉強に対するモチベーションは高まるわけです。

我慢強い人は、そうしたモチベーションの高さを持っているために、困難や障害に負けず、

さらには自分にも負けずに、我慢強く継続することができると言っていいでしょう。

2.プラス思考で前進できる

「希望を持っている」というのも、我慢強い人の特徴です。

困難なことや障害が次々に襲ってくると、多くの人は「もうだめだ」とくじけてしまいます。

心が折れて、そこで断念してしまうわけです。

しかし、我慢強い人は、ふつうの人なら心が折れてしまうような状況に直面しても、簡単にあきらめたり、放棄したりすることはありません。

それは「もうだめだ」と考えないからです。

「止まない雨はない」「明けない夜はない」というのが、我慢強い人の人生観です。

どんな激しい雨でも、じっと耐えていれば必ず止んで、やがて太陽が顔を出すということを信じているため、

困難に直面しても「もうだめ」という判断はしません。

どんなに苦しい状態にあっても、プラス思考で明日を見つめ、前に進んで行くことができるのが、

我慢強い人の特徴と言っていいでしょう。

3.自己評価が高く、自信をもっている

「自分ならできる」という自信を持っているのも、我慢強い人の共通点です。

先ほどの例でいえば、「この程度の雨なら、自分には耐えられる。

自分にはそれだけの力がある」と考えるわけです。

その自信があればこそ、プラス思考になれるという考え方もできるでしょう。

その自信は、過去の体験や実績に基づいています。

つまり、これまでに経験した困難を乗り越えられたという実績が、「自分ならできる」という自信に結びついているのです。

我慢強い人は自分に厳しいものですが、自己評価は決して低くなく、プライドも高いと言っていいでしょう。

4.自立心が強く、人に頼ろうとしない

そのプライドの高さとも関係してきますが、我慢強い人には「人に頼ろうとしない」という特徴もあります。

どんな状況にあっても、自分の力で何とかしよう、人に頼らず、自分の力だけで道を切り開いていこうという、強い自立心を持っているのです。

そのため、人に弱音を吐くことがありません。

多くの人は、つい、弱音を吐いて、「なんとか人に助けてもらいたい」と思うものですが、我慢強い人は人に寄りかからず、自分の足だけでしっかり立ち、歩き続けようとします。

5.セルフコントロールできるため、喜怒哀楽をあまり表に出さない

内心では、どんなに辛い思いをしていても、それを自力で乗り越えていこうとするのが、我慢強い人です。

そのため、常に強い自制心が働いています。

しっかり自分で自分の感情をコントロールできますから、喜怒哀楽をあまり表に出しません。

わかりやすい例でいえば、歯が痛いときにその辛さを自分の中でこらえ、痛いという表情を見せないのが、我慢強い人ということになるでしょう。

今回は我慢強い人の特徴の中で、代表的なものを5つ紹介しました。

意識して我慢強い人になることは、そう簡単なことではありません。

しかし、少しでも近づくことは可能でしょう。

参考になさってください。