気位が高い人は、今の自分のステータスが高いかどうかは関係なく、いつでも誇り高く生きている人です。
その姿は貴族のようなオーラを醸し出し、周囲の人は彼らを「普通の人とは違う」というイメージで見てしまいます。
では、気位が高い人には、どのような特徴があるのでしょうか。
【特徴・方法】
1.経済状況や地位に恵まれなくても、自尊心を保つことができる
気位が高い人は、今現在、経済状況や地位に恵まれていなかったとしても、
常に自尊心をキープすることができるという特徴を持っています。
彼らは、「どんな状況に立たされている自分であっても、
この世でたった1人しかいない自分は尊い」と考えています。
そのため、自分の状況がどうであれ、自分の存在を誇りに思うことができます。
そのような気持ちで生きているため、どん底の状況になったとしても、決して人生を投げ捨ててしまうことはありません。
「自分がこのまま終わるわけはない」と、自分のことを前向きに信じることができます。
そのため、気位が高い人は、どんな困難に見舞われても、力強く立ち上がることができます。
2.人に甘えることがあまり得意ではない
気位が高い人は、「努力さえすれば、自分に不可能なことはない」と、日々自分を信じながら生きています。
常に努力を欠かさないため、大抵のことはで自分でできるようになってしまいます。
そのせいか、全てを1人で抱え込んでしまう傾向もあります。
彼らは何でも1人で奮闘してやり遂げてしまうため、人に頼ったり甘えたりするということが得意ではありません。
そのようなことをすれば、「自分に不可能なことがある」ということを人に知られてしまうため、
「恥ずかしい」という気持ちが先に立ち、どうしても「お願いします」という一言が言えないのです。
しかし、この一言が言えないために、「可愛げがない」と思われてしまうこともあります。
特に女性の場合は、そのことで損をしてしまうタイプが多いでしょう。
3.1度挫折してしまうと、大きく傷つく
気位が高い人が1番嫌いなことは、「失敗と挫折」です。
彼らは、「どんなことでも、自分ならできる」と信じて前向きに色々なことにチャレンジしています。
しかし、自分の力ではどうしようもない状況に遭遇することもあるものです。
そのような時に、「今までは努力すればできたのに、こんなはずではない」と落ち込み、大きく傷ついてしまいます。
自分を信じる気持ちが大きいゆえに、挫折した時のショックがより大きいものになってしまいます。
その傷が多きす過ぎるため、1度そのような状態になると、立ち直るまで時間がかかってしまうのも彼らの特徴です。
「人生、時には失敗もある」と笑い飛ばす余裕があれば良いのですが、
残念ながら、彼らにはそのような柔軟さがないのです。
4.何があっても言い訳をせず、最後まで1人で全責任を取ろうとする
気位が高い人は、何があっても決して言い訳をしません。
彼らにとって言い訳とは、「子どもがすること」であり、大人である社会人が言い訳をすることなど、
恥ずべきことであると考えています。
そのようなことを自分に許したくないという気持ちが強いため、
どんなに不利な状況に立たされても、言い訳だけはしたくないと思っているのです。
そして、全ての責任を1人で取ろうと必死で奮闘します。
「自分が手掛けたことは、最後まで自分が全ての責任を取って当然」というのが彼らのポリシーであるため、
どんなにつらいと感じても、途中で責任を放棄してしまうようなことはありません。
気位が高い人は、常に自分を厳しく律し、
どこへ行っても恥ずかしくない立派な社会人であるように意識しながら過ごしています。
そのため、周りの人が思わず一目置いてしまうような、神々しい雰囲気を醸し出しているということが大きな特徴です。
しかし、その信念の強さが、時に自分自身を縛り付け、苦しめてしまうこともあります。
しかし、辛さや苦しみを言い訳にしたくないという思いがあるため、
時間がかかったとしても、必死で立ち上がろうとするのが彼らです。