夫婦生活が上手くいっていない夫婦の特徴4個

最終更新日:2016年7月28日

「離婚するのも時間の問題」という、夫婦生活が全く上手くいっていない夫婦とは、どのような夫婦なのでしょうか。

今回はその具体的な特徴についてご紹介します。

1.会話がない

上手くいっていない夫婦の間には、会話が全くありません。

これは、いずれ離婚に至る夫婦のほとんどに共通する特徴です。

ひどい場合だと、特にケンカをしたわけでもないのに、何日もの間会話をしないということすらあります。

そしてその状況が当たり前になってしまうと、結婚生活は破綻の一途をたどります。

このような状況は、「家族なんだから、何も言わなくても自分の気持ちを察してくれて当然」と

双方が思い込んでしまうことから始まります。

そして、相手が自分の思い通りに動いてくれない時は、1人で勝手にイライラします。

その結果、「この人には何を言っても意味がない」と思い込み、そのことの積み重ねがいつしか、

「会話が全くない」という状態へと繋がっていくのです。

これは、「夫婦なんだから、言わなくてもわかってくれて当然」という驕りから生まれてきたものであると言えます。

2.お互いの金銭感覚が違い過ぎている

夫婦生活とは、現実の上に成り立っているものです。

そのため、当然、経済的なことに対しても、お互いがきちんと向き合っている必要があります。

しかし、夫と妻の金銭感覚が違い過ぎている夫婦は、上手くいっていない場合が多いものです。

そして、どちらかが、相手の金銭感覚に不満を持っているようであれば、結婚生活を長く続けるのは難しいでしょう。

昔から「金の切れ目が縁の切れ目」というように、お金は人間関係を壊してしまうこともあります。

夫婦関係に関しても全く同じです。

夫婦のどちらかが、「お金がないのに無駄遣いばかりする」「将来かかるであろうお金の計画を全く立てられない」という場合、

相手のストレスはどんどん大きくなっていきます。

このストレスの蓄積が夫婦間の溝を生み出し、結婚生活を破綻させ始めるのです。

3.相手を馬鹿にしたような態度をとる

夫婦だからと言って、配偶者を自分の所有物のように扱い、

馬鹿にしたような言動・行動をどちらかがとり出すと、夫婦生活は上手くいきません。

「親しき中にも礼儀あり」というように、相手をリスペクトする姿勢がみられない夫婦が長続きすることはないでしょう。

馬鹿にした態度をとってしまった側は、「これも仲良しのしるしだから」と軽く考えてしまうようですが、された側の相手はとても傷つくのです。

それに気づかず、そのような態度をとり続けてしまうと、相手のストレスが大きくなり、

結婚生活が破綻する第一歩となってしまいます。

更に、お互いがお互いを馬鹿にするような態度をとると、離婚するのも時間の問題になってしまう可能性があります。

4.不満があっても相手に伝えられない

夫婦生活とは、性別も考え方も生活習慣も全く違った者同士が続けていくものなので、当然、価値観の違いによる不満は出てきます。

しかし、それを相手に冷静に伝えることができ、お互いが解決のために努力していけば、いつまでも夫婦関係は円満です。

しかし、不満に感じていることを口に出さず、自分の中だけに溜め込んでいるような夫婦は、必ずと言って良いほど上手くいきません。

溜め込んだ不満は、いつか必ず爆発してしまうのが人間だからです。

そして爆発したら最後、決して口にしてはいけないことを言ってしまったり、修復不可能なケンカに発展したりすることもあります。

「自分が我慢すれば上手くいく」と信じ込んでしまうことこそ、夫婦関係を悪化させてしまいます。

夫婦関係が上手くいっていない夫婦に共通するのは、「コミュニケーションがきちんととれていない」

「自己中心的な態度を相手に押し付ける」という点です。

これらは全て、自分1人の勝手な思い込みから生まれるものです。

夫婦関係を長く続けていくためには、相手をきちんと尊重しつつ、自分の考えを冷静に相手に伝えるようにするという努力が不可欠です。