亭主関白とは、家庭内で夫が威張っている状態のことを言います。
逆の言葉はかかあ天下です。
付き合う前はおとなしかったのに、結婚してから急に亭主関白になる人もいて非常に厄介です。
亭主関白は離婚やDVにも発展することもありますし、なかなか亭主関白を直すことも出来ないので結婚する前からある程度見定める必要があります。
果して、亭主関白の人はどんな特徴があるのかご紹介します。
1.収入が多い
亭主関白な人は収入が多いことが多いです。
収入が多い場合、妻は働きに出かけないことが多いので、自分が妻や子供を食べさせてると思って、威張ってしまいます。
夫の収入が少ないと、妻が働きに出かけることになるので、夫は妻に対して申し訳ないという気持ちも出てきます。
また、自分より妻の方が収入が多いと、亭主関白ではなく、かかあ天下が始まってしまいます。
このように、お金の関係が亭主関白やかかあ天下を引き起こす引き金となってしまうので、注意が必要です。
2.内弁慶な人
内弁慶とは、外では気に入られようと愛想を振りまいたり、意気地がないけど、家庭内ではとても威張っている人のことを言います。
外でおとなしくしている分、家庭では妻や子供に対して威厳を保とうとして、必要以上に怒鳴ったり、偉そうにしてしまいます。
そんな人は両親や親せきの前では好かれようと必死になって良い人を演じています。
また、結婚する前は優しかったけど、急に威張るようになる人も内弁慶の人が多いです。
3.自分のことをすべて正しいと思っている
亭主関白の人は、自分のことが一番正しいと思っています。
他人の言う事に耳を傾けるようとせず、自分の考えを無理やり押し通そうとするのです、一度決めたことは捻じ曲げないし、夫が間違っていると思って妻や子供が注意しても、頭なしに怒ってしまって話が前に進みません。
そういう人は、どこかに行くときでも自分の行きたい場所にしか行かなかったり、自分のやりたいことしかしない人が多いです。
4.妻をこき使う
醤油とって、冷蔵庫からあれを持ってきて、食器をかたずけてなど、亭主関白の人は動くのが嫌いなので、妻をこき使います。
内弁慶の気持ちがあるので、他の人に対してはまったくこき使わないのに、気を許した妻に対しては、自分がやりたくないことはあれよこれよと、妻にやらせようとします。
どんどん一緒にいる期間が長くなってくるほど、こきを使う頻度も上昇し、妻はとても大変な思いをしてしまいます。
5.価値観が古い
亭主関白な男性は古い価値観を持っていて「男性が稼いで妻を守る」という考えを持っています。
他にも「黙って俺の言う事についてこい」や「妻や子供は自分の手で幸せ」したいと、古い考えを持っている人がいます。
妻や子供を守ろうとする考えは素晴らしいですが、そういう古風な考え方が行き過ぎてしまうと、家庭内で威張っていたり、偉そうにしていたり感じてしまう事があります。
6.考え方が悲観的
自分ばかり働いている、俺ばっかりが苦労していると、考え方が悲観的な人は妻や子供に対しても威張り散らしたり、怒ったりします。
相手がどんなに頑張っていても、自分ことしか見ていないので、自分だけが頑張っていると考えてしまいます。
なんで自分だけがつらい思いをしなきゃいけないんだと、妻や子供に対して理不尽な怒りをぶつけてくるので、非常に厄介です。
7.親のしつけが悪い
親に甘やかされて育てられると、結婚してもその性分が抜けきれません。
部屋の掃除や料理、身の回りのことを全部やってくれる親、悪いことをしても全く怒らないで甘やかされて育てられた男性は、結婚してもそれが当たり前になってしまって、家事や掃除は全部やってもらうものだと考えてしまいます。
なので、結婚しても、なんで俺の母親のようにお前は出来ないんだと偉そうに威張り散らかしてしまいます。
8.父が亭主関白だった
子供は親の背中を見て育ちます。
自分の父親が亭主関白で、母親の前で威張り散らしていたら、そうすることが当たり前なんだと、頭の中にインプットしてしまします。
自分の父親が母親にやっていたこと、威張っていたり、怒鳴り散らかしたり、物を何でも持って来させ、こき使っているのを見て育った子供は「父のようにはなりたくない」と思っても、習慣化され、無意識に亭主関白になってしまう人もいます。
9.同性の友達が多い
同性の友達が多い人は、男性と接する機会が多く、何でも男性の目線で物事を考えてしまいがちになります。
そういう人は、女性の意見を積極的に聞こうとはせず、男性的な価値観で物事を判断するようになります。
亭主関白は、結婚してから本性を表すこともあり、なかなか判別が難しいです。
上記のような特徴がある人は、亭主関白なる可能性があるので、注意が必要です。
亭主関白はある意味、古風な考え方なので、妻や子供を守るという気持ちの延長線上のものでもあります。
自分の夫が亭主関白だったとしても、あまり気にしないで夫を信頼することも大切です。