現実逃避ばかりする人の特徴はプライドが高く心に余裕がない

最終更新日:2019年4月22日

いずれやらなければいけないことから目を背け、意図的に避けようとする人や行為を現実逃避と言います。

人生には辛いことや悲しいこと、やりたくないこともあります。

しかし、それらから逃げてしまうと、後々めんどくさいことになってしまうことも多いでしょう。

今回は、現実逃避ばかりする人の特徴を紹介しましょう。

1.プライドが高すぎる

プライドが高い人は常に完璧を求め、周りからの評価が下がることを嫌います。

何でも完璧にこなそうとするため、失敗することを恐れ、ほんの小さなトラブルでも恐れるようになります。

プライドが高い人は、上手く行っているうちは頑張れるのですが、いったん上手く行かなくなってしまうと自信がなくなってしまい、現実逃避してしまうようになります。

また、プライドは高い人は人に頼ることを嫌うため、自分1人で頑張ろうとします。

そのためどんどん自分を追い詰めてしまい、結果的に現実逃避するような行動をとるようになります。

2.ネガティブな人

現実逃避をする人はネガティブな人が多いです。

現実逃避というのは、自分が傷つきたくないという防御本能のようなものなので、これ以上傷つきたくない、疲れたくないと思えば、無意識に現実から目を背けてしまうでしょう。

ネガティブな人は、物事を悪い方へ考える癖があります。

そのため、何かやる前から常に最悪な状況を想像してしまいます。

最悪の事態が頭の中にあるので、やらなければならないことから目を背け、楽しいことを過ごす時間に逃げてしまいます。

3.不器用な人

現実逃避してしまうということは、目の前のトラブルを上手く対処できていないということです。

人間関係のトラブルなど、思わぬトラブルが起こった時、器用な人は何とか解決に導くことができますが、不器用な人はなかなか解決することができず、精神的に疲労してしまい、トラブルから目を背けたくなります。

トラブルを上手く対処できない不器用な人は、トラブルが起きることを常に恐れてしまい、現実逃避をするようになるでしょう。

4.意思が弱い

現実逃避を繰り返すということは、辛いことよりも楽なことを優先させてしまうということです。

仕事や勉強を頑張らなければならない時、意思が強い人はそのまま頑張ることができますが、意思が弱いとちょっと休憩したり、めんどくさいことを後周りにしたりしてしまいます。

意思が弱い人は、嫌なことは後ですればいいやと、今いる現実から逃げてしまいます。

大抵の人は、やらなければいけないことを嫌でもこなしていきますが、意思が弱い人は「しんどいからやめてしまおう」という欲求が勝ってしまい、問題を先送りにしてしまいます。

5.心に余裕がない

ストレスがたまっていたり、仕事で疲れていたりするほど、人は現実から目を背けたくなるものです。

心に余裕がないと、これ以上嫌な目に合いたくない、トラブルはこりごりだと、現実から逃げ出したくなってしまいます。

心に余裕がある人は、仕事や日常生活が上手く行っているので、トラブルが起きてもスムーズに対処することができます。

ポジティブな気持ちの時は、嫌なトラブルも受け流せたり処理したりできますが、心に余裕がないと、トラブルを処理するよりも「逃げてしまおう」と考え、現実逃避に走ってしまいます。

6.責任感がない

自分が現実逃避することで、誰かに迷惑がかかることもあります。

「自分の問題は自分で解決する」という気持ちがある責任感が強い人は、他の人に迷惑をかけないために、自分からトラブルに立ち向かっていきますが、責任感がない人は「自分には関係ないや」と、現実から逃げ出してしまうでしょう。

「誰かが何とかしてくれるだろう」「そんな大したことじゃないだろう」と、責任感がない人は、簡単に見切りをつけてしまいます。

仕事や恋愛など、何事にも責任感がもてないことで諦める癖がついてしまうと、現実逃避が原因で人間関係の縁も切れやすくなってしまうでしょう。

7.飽きっぽい

仕事や人間関係など、何かにつけて飽きっぽい人は現実逃避しやすくなります。

熱心に物事に取り組んでいるうちは良いですが、冷めてしまうと「やっぱり別のことをしたい」「自分には合わなかった」と、今やっていることを投げ出してしまいます。

飽きっぽい人は自分の好きなこと、夢中になれることしかやりたくなりため、嫌なことから現実逃避しやすいです。

まとめ現実逃避は自分を守るための自己防錆みたいなものなので、悪いことではありません、しかし、あまりに現実逃避をしすぎると、周りからの信頼を失ったり、サボり癖がついたりして目標を掲げてもすぐに断念してしまいます。

問題を解決する力を身につければ、現実逃避をする回数が減っていきます。

幸せを掴むためには、目の前の問題と向き合い、先送りにしないで一つ一つ解決することが大切です。

問題を先送りにせず、成功体験を積み重ねましょう。