深刻な悩みがあって何も手につかない。
寝ても覚めても悩みで頭がいっぱい、夢にまででてくるので眠った気がしない。
そんな状態が長期間続くと心身ともに悪影を及ぼします。
ここでは頭から離れない悩みを吹き飛ばして元気を出す方法をご紹介します。
1.運動する
悩みが頭から離れないときは運動をしましょう。
軽いストレッチなどリラックス効果が高いものもいいですが、ゆったりとした動きは余裕がでてくるので、完全に悩みが頭から離れない人もいるでしょう。
そこでオススメなのが少しハードな運動です。
ジョギング、テニス、エアロビクス。
このように普段はやらないハードなスポーツに取り組んでみてください。
疲れ切ってぐったりすれば、悩みどころではありません。
何も考える気力もなくなりグッスリ眠れるでしょう。
仕事のある平日に行うと翌日に影響がでる可能性があるので、休日にしっかりと運動し汗をかいてリフレッシュすることがオススメです。
2.仕事など一つの事に没頭する
人によってはマルチタスクの人もいます。
でも、大多数の人は同時に同じ作業はできません。
マルチタスクの人でも限界はあります。
仕事などでもOKです。
目の前のやるべきことに集中します。
どんな単純作業でも今まで以上に真剣に取り組んでみてください。
人間の集中力は計り知れません。
没頭している間は悩みを考えるスキはできません。
もし、仕事中にふと悩みを思い出したら「もっと集中しよう」と気持ちを切り替えてさらに集中します。
これを繰り返していると、悩みを考える時間が減ります。
常に悩んでいる、そういう習慣から抜け出すことができるので、脳のリハビルと思って目の前のすべきことに全力集中してください。
3.人に悩みを聞いてもらう
悩んでいることを誰かに聞いてもらいましょう。
その時はさらっとうわべだけで話すのではなく、悩んでいること、辛いことを思う存分話すようにしてください。
繰り返し話しているうちに解決方法が見つかる場合があります。
たとえ解決方法がみつからなくても、客観的に聞いてくれている人に話すことによって悩みはずっと軽くなります。
この時に気を付けて欲しいことがあります。
悩みを聞いてもらう相手です。
日ごろからウワサ好きの人はもってのほかです。
また、アドバイス好きのお節介な人も避けるようにしましょう。
悩みを解決できるのは自分自身です。
自分が感じていること、考えていることを静かに聞いてもらい、話すことによって悩みが整理できます。
そのような友人や家族が周囲にいない場合には占いなどを利用するというのも一つの方法です。
4.思いっきり泣く
悩みが重くなる原因の一つとして溜め込んでしまうことが考えられます。
溜め込まず悩みを外へ出す手っ取り早い方法としては、泣くことです。
めそめそ泣いていては効果はありません。
休日の前夜、翌日には予定が入っていないことが望ましいです。
アルコールを飲む習慣がある人なら軽くアルコールを飲んで気分を高めるのも効果的です。
ティッシュペーパーなどを用意し、悩んでいることについてとことん悲劇のヒロインまたはヒーローになり切ってください。
自分はこんなに大変なんだ、可哀そうなんだと。
悩みに蓋をせず、思いっきり可哀そうな自分に浸ってください。
自然と涙はこぼれてきます。
声を上げたり、嗚咽を漏らしたりすればするほどスッキリします。
翌日は目が腫れても問題ありません。
思いっきり泣いて涙と一緒に悩みも流しきってください。
5.自分より悩みが重い人をみる
今悩んでいることと同じような悩みを抱えている人で、自分より悲惨な人を想像しましょう。
身近にそのような人がいれば想像しやすいでしょう。
もしそのような人が身近にいなければ、インターネットなどで悩みを検索してみてください。
同じ種類の悩みでもあなたより悲惨な人がでてきます。
それらをとことん読んでみてください。
「あの人よりはまだまし」と思えるかもしれません。
または客観的に他人を見ることで「こんな悩みでグチグチ言ってこの人は大丈夫なの?」と思えるかもしれません。
不思議なもので、自分が当事者の場合には「この世の終わりのような大変な悩み」と思えるものですが、同じことを他人が悩んでいると冷静に客観的に分析するものです。
このように、同じ悩みであなたより悲惨な人を客観的に見ることにより、自分の悩みを軽くできます。
6.寝る
今までご紹介したような解消法を試す気力がない場合には寝ましょう。
悩んで悩んで日々疲れてはいませんか?疲れていては思考が不安定になります。
悩みが頭から離れないのなら、とことん眠ることも一つの解消法として有効です。
眠っている間は悩みなんて考えません。
起きていても悩みが頭から離れないのなら一層のこと飽きるまで寝てしまえばいいのです。
ここで無理して何かしようとすると精神的にも悪化する場合があります。
悩んで何もする気が起きない、そこまでいってしまった場合には、心身ともに疲れ切っている可能性があります。
休日に思い切って丸一日寝て過ごしてみましょう。
寝付けなければ何も考えずにゴロゴロしているだけでも有効です。
悩んで疲れ切った脳と身体をいたわって休めてください。
悩みを軽くする方法をご紹介しました。
すべての方法を試す必要はありません。
ご紹介した方法をどれか一つでも試せるものはあるのではないでしょうか。
悩みのレベル、性格によって有効な方法は異なってきます。
どの方法でもまずはできそうな方法を試してみてください。
自分が試せそうな方法を取り入れて、頭から離れない悩みを一日でも早く軽くしてください。