あなたの周りに「この人は頼りになるなぁ」と感じた事や、頼りにできる人の存在によって、
「助かったなぁ」「あの人に話してよかった」と助けられた経験をお持ちの方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
話をするだけで安心し、物事を冷静に考えることができますよね。
彼らはどんな特徴を持っているのでしょうか。
そこで今回は頼りになる人の特徴をご紹介します。
1.自らが多くの困難を乗り越え、その経験を活かし続けてきた持ち主
頼りになる人とは、多くの人との出会いがあり人間関係が豊富です。
また、些細なことにも興味を持ちつねに勉強し続けています。
何事にも動じず、前向きな姿勢で多くのことに挑戦します。
失敗をおそれず勇敢なため、周りからは「強い人」の様に映るかもしれません。
もちろん1人の時はおち込むこともあるでしょう。
しかし、彼らの多くは一人の時間を大切にする人も少なくありません。
なぜならば、自分を見つめなおす時間を作ることで心の安定を取り戻し、オン・オフのスイッチの切り替えができる人でもあります。
「セルフコントロールが上手な人」とも言えるでしょう。
2.判断と決断が早く、問題解決能力が高い人
頼りになる人とは、何事にも挑戦し、数多くの物事をこなしてきているために知識と経験が豊富です。
幾度となく判断・決断をし、実践・結果・反省・次への計画と課題というプロセスを繰り返してきた経験の持ち主でもあります。
物事の構造・工程(プロセス)が何パターンもあるために、スピーディーな対応と対処を得意分野とする人でもあります。
また、挑戦が多いということは必ず何かしらの失敗も経験してきています。
ここで彼らの特徴が出てくるのですが、失敗をそのままにせず必ず原因を追求し、自己分析をして反省点を見出します。
「失敗を無駄にせず、(次の成功へと結びつける材料)にさえしてしまう人」とも言えるでしょう。
3・正義感・責任感があり、誠実である
頼りになる人とは、正義感が強く相手がどのような立場の人であっても、間違っていることに対して意見を述べられる人です。
意見は物事を円滑に行うための手段であることを熟知しており、停滞してしまわないためにも率先して相手に自分の考えを伝えようとします。
そして、自分の言動に責任を持ち、最後まで的確な行動を貫くことができるため、自然と周囲の人達からも信頼されます。
自分の利益や欲求ばかりを考えることなく、組織全体の事を意識し、真心を持って人と接する。
そのような人が誠実な人だと言えるのではないでしょうか。
4.優しくておもいやりがある
頼りになる人とは、相手の話を親身に聞くことができる優しい人であり、相手の立場になって冷静なアドバイスができるおもいやりのある人でもあります。
人に相談をしたくなる人の多くは、疲れていて気持ちに余裕がなかったりしますよね。
その相手の現在の状態をくみ取り、弱っている人が話を上手にまとめられないような事があっても、
少しずつ絡まった糸をほどくように話を引き出していきます。
また、緊張している相手をユーモアで和らげるテクニックまで持ち合わせています。
自分の事で精いっぱいの人には決して真似のできないことですよね。
頼りになる人というのは、気持ちに余裕のある人です。
周囲や相手の微量な変化に気づくことができるので、問題が大きくなる前に行動に移すことができます。
今、目の前で起きている出来事を優先し、いざというときに行動を起こしてくれる大きな存在でもあります。
いかがでしょうか。
頼りになる人が身近にいると、とても大きな存在となり依存してしまいがちですが、お互いの成長があってこそ成立します。
困難を乗り越え、成長があるからこそ、相手の弱みや苦しさを理解でき、アドバイスができるのではないでしょうか。
頼りがいのある人の存在のおかげで、そのうち自分も頼られる存在になり、人から人へと引き継がれていく、素晴らしい繋がりなのかもしれませんね。