先行き不安な人の特徴4個

最終更新日:2017年5月6日

この人はこの先大丈夫なんだろうか?

そんな不安を感じてしまうような人が時折いるものです。

そんな先行き不安な人の特徴にはどのようなものがあるでしょうか。

1.刹那的で危機意識がない

先行不安な人の一番の特徴とも言えるのは、危機意識がないという点です。

将来に備えて貯金をしようとしない、事故や病気など万が一に備えないなど、

刹那的で今のことしか考えないという傾向があります。

もっとも、過剰に将来に不安になって取り越し苦労をし過ぎたりするのもいい事とは言えませんが、

不安や心配は度が過ぎなければ自分の身を守るための備えをしようという意識が働き、

先行きの不安を払しょくしてくれます。

そういった常識的な範囲での備えを全くせず、

身の丈に合わない生活を続けるなど極端な刹那主義的生き方は、

先行き不安な人の特徴と言えます。

2.依存心が強い

家庭であれば親兄弟であったり、会社であれば上司や先輩など、

頼れそうな人に過度に依存する心が強いのも、先行き不安な人の特徴です。

人は一人で生きているわけではありませんが、

そうかといって「この人がいなければ何にもできない」という考えでは、

将来頼るべき人が何かの事情でいなくなった場合、どうなってしまうのかという不安が生じます。

最初は多少依存していても、自分で何とかしていくスキルが身につく分には良いのですが、

いつまでも依存が続いて本人がそれをあたりまえとし、

全く成長が見られない場合、周囲は先行きを不安に思うでしょう。

また、企業などでも特定の人にばかり仕事を押し付けて、

その人がいないと仕事が回らないといったような状態をよしとしている場合があります。

そういった環境も、周囲の社員が一部の社員に依存をし過ぎた結果、

その人が突然休んでしまうと仕事が回らないといった事態が起こります。

そういう組織も、先行きが不安な人の集まりであると言えるでしょう。

3.やたらと対人トラブルが多い

進学したり就職したり、環境が変わっても行く先々で対人トラブルが多いことも、

先行きが不安な人と言えます。

新たに所属した組織の中でいきなりトラブルを起こすことはもちろんですが、

同じ仲間でしばらく過ごしていても、口論が絶えないなどのトラブルが多い場合、

この先うまくやっていけるのか、先行きが不安になってしまうでしょう。

このような問題は、周囲だけではなく本人も先行きが不安だと思うことが多いものです。

対人関係のトラブルは、家庭であれば夫婦の離婚などに発展することもあり、

会社であれば転職などの引き金にもなりやすいからです。

時に人生を変えてしまうこともあるので、先行きが不安になってしまう事でしょう。

4.やる気がない

物事に対するやる気や意欲は、生きる上での原動力となるものです。

そういった気力がない状態というのは、先行き不安な人の特徴と言えます。

せっかく就職が決まったのにやる気がない、進学したのに勉強や部活に励む意欲がない、

そういった状態は、この先もこの環境でやっていけるのかという不安につながります。

本人はもちろんですが、周囲もこの人は大丈夫だろうかと不安になるでしょう。

他に興味や意欲がわくことを見つけられる人は良いですが、

そうでなく惰性でやる気がない態度のまま、向上心がないままの状態は、

度が過ぎるとさぼり癖や怠けた態度などにつながり、

この先この人は大丈夫だろうかと周囲に迷惑すらかけてしまうかもしれません。

先行き不安な人の特徴には、未来や将来に対してビジョンがなく、

生活をより良いものにしていこうという前向きな姿勢が欠落しているという特徴が挙げられます。

依存や対人トラブル、やる気の欠落なども、

より良く生きようとする将来への姿勢がしっかりしていないことが原因と言えるでしょう。