「あの人は美味しそうにものを食べるな」と人に感じさせる人がいます。
自分では気づかないうちに、人からそう思われているケースもあるでしょうし、
「自分もああなりたい」と思っている人もいるでしょう。
では、美味しそうに食べる人には、どんな特徴があるのでしょうか。
1.食事のマナーをきちんと守れている
「美味しそうに食べる」というのは、言うまでもなく良い評価です。
見る人が快く感じるのが、美味しく食べる人ということになるでしょう。
食事の時に人を快く感じさせるために欠かせない条件があります。
それは、食事マナーをきちんと守ること。
ほかの条件が当てはまっても、マナー違反をする人は、決して人から「美味しそう」とは思われません。
食器をかちゃかちゃ言わせないとか、残さずキレイに食べると言ったマナーもそうですが、特に大切なのが、
「咀嚼音をさせない」というマナーと、「猫背で犬食いしない」というマナーです。
口をくちゃくちゃ言わせながら食べれば、人はまちがいなく不快に感じますし、
背中を丸めた犬食いスタイルの姿勢も、大変みっともないものです。
美味しそうに食べる人には、そうしたマナー違反をすることなく、正しくきちんとした姿勢で食事をするという特徴があります。
2.食べ方に気取りがない
そのようにマナーをきちんと守った上で、気取ることなく食事をするのも、美味しそうに食べる人の共通点と言っていいでしょう。
いかにもお上品に取り澄ました表情や態度でものを食べている人をみても、「美味しそう」という感情はわきません。
「気取ってる」というマイナスの評価しかされないわけです。
もちろん、ガツガツ下品に食べるのもいけませんが、下品にならない程度に、フランクな食べ方をした方が、
人から見て美味しそうに感じられるものです。
男性はもちろんのことですが、女性でもある程度大きな口をあいてパクパク食べたほうが、美味しそうに見えます。
マナーをきっちり守っていれば、ある程度ざっくばらんな食べ方をしても、けっして下品にはなりません。
3.しゃべりすぎない
会食は、食事だけでなく会話も楽しむものと言っていいでしょう。
複数の人数で会食している時に、まったく会話がないというのは、「美味しそうな食べ方」ではありません。
しかし、あまりにおしゃべりに夢中になってしまうのも、美味しそうには見えないものです。
会食のメインは、あくまでも「ものを食べること」なのですから、食事そのものを楽しみながら、
適度に言葉を交わすようにしなくてはなりません。
食事とおしゃべりのバランスが良く、おしゃべりが食事の邪魔にならないのが、美味しそうに食べる人の特徴と言うことになるでしょう。
4.箸やナイフ、フォークの扱かいがキレイ
マナー違反ということではなくても。
箸づかいが下手だと、美味しそうには感じられません。
ナイフやフォークも同様で、いかにもぎこちない、子供っぽい使い方をしている人を見ると、
それが気になって美味しそうには感じられないものです。
見ている人が、「美味しそうに食事をしているな」と感じられる人には、
箸やナイフ、フォークの扱いが上手でキレイという特徴があるということができるでしょう。
5.笑顔で食べる
美味しそうに食べる人の特徴として、忘れてはいけないのが「笑顔」でしょう。
つまらなそうな表情や陰気な顔つきで食べている人と見ても、美味しそうには感じられません。
笑顔で食べていてこそ、「さぞ美味しいんだろうな」と思われることができます。
会食をする場合はもちろんのこと、一人で食事をする場合でも同様です。
一人で食事をしている人が、食べながらふと微笑を浮かべたり、幸せそうな表情を見せると、
人は「美味しそう」と感じます。
「一人の食事で思わず浮かべる微笑ほど、美味しそうに見えるものはない」と言うこともできるでしょう。
ここで紹介した5つの特徴は、イコール、「美味しそうに食べる人の5つの条件」ということになります。
「自分も美味しそうと思われるような食べ方をしたい」と思っている方は、ぜひ参考にして、実践してください。