にわかオタクの特徴4個

最終更新日:2017年2月23日

「にわかオタク」と呼ばれる人が増えてきています。

いわゆるガチオタ、つまり本物のオタクにとってはなんとも不愉快な存在でありますが、

一見しただけでは、なかなかガチオタとにわかオタクの区別はつかないものです。

ここでは、にわかオタクについて、どんな特徴があるのか紹介しましょう。

1.オタクであることを積極的にアピールする

ガチオタはオタクであることを自分から人に強くアピールすることはしません。

人から「オタクですね」と指摘されれば、「オタクなところもあるかもしれません」という程度に、

控えめに同意するのが、本物のオタクと言っていいでしょう。

にわかオタクはその逆です。

人に聞かれもしないのに、自分から「オタクアピール」を積極的にします。

にわかオタクはオタクであることを一種のステータスのように感じているため、それを強くアピールするわけです。

特別な意識のないまま、自然にオタクな状態になっているのが「ガチオタ」だとすれば、

不自然にオタクぶって、無理にオタクになろうとしているのが、にわかオタクということになるでしょう。

2.質量ともに専門ジャンルの知識が貧弱

本物のオタクは好きなジャンルのことを徹底的に掘り下げ、深掘りしますから、

専門分野に関してはだれにも負けないぐらいの知識を持っているものです。

「知識を増やそう」という意識はなくても、自然に知識が増えていくのが、ガチオタの特徴ということができるでしょう。

にわかオタクはそうではありません。

興味の対象が広く浅いという傾向があるため、その知識は質量ともに、どうしても貧弱になってしまいます。

興味の対象が広く浅いということは、飽きっぽいという特徴にもつながります。

例えば、一時期は「○○オタク」をアピールしていたかと思うと、しばらくたって、

今度は「××オタク」というように、別の対象にはまっているアピールをするのが、

にわかオタクにありがちなことと言っていいでしょう。

実際には、口で言うほどハマっていないためにすぐに飽きて別のものに興味の対象が移るわけですが、

本人にはその自覚がありません。

あくまでも、自分ではハマっているつもりになっているのです。

これでは、どんなジャンルのものについても、豊富な知識を身に着けることはできないでしょう。

3.リアルな恋愛願望が強い

本物のオタクは「自分の世界」の中で生きることを喜びと感じています。

例えば、アニメオタクなら、その二次元の世界に生きることを至福と感じ、十分満足していると考えていいでしょう。

そのため、リアルな恋愛には、それほど強い関心を持ちません。

リアルな異性にまったく関心がないというケースもあれば、それなり関心はあるというケースもありますが、

後者の場合でも、その関心はあまり強くないのがガチオタの特徴と言っていいでしょう。

にわかオタクは、そうではありません。

オタクぶってはいるものの、実際には自分だけの世界に生きてはいないため、

一人でいると「さみしい」という気持ちを抱きがちです。

一人でいることがさみしいと感じ「リアルな恋人がほしい」と強く望むのが、にわかオタクの特徴と言っていいでしょう。

つまり、恋愛願望が強いのです。

そのため、おしゃれに気を使い、ファッションにお金をかけるようになります。

「ハマっている」と公言している趣味の対象よりも、自分の身を飾ることにお金をかけるのが、にわかオタクの特徴です。

4.にわかオタクであることをバレないようにする

にわかオタクは知識が質量ともに貧弱ですが、本人にもさすがにその自覚はあります。

「自分はまだ、経験が浅いから、長年ハマっている人に比べると、知識が乏しい」ということはわかっているのです。

しかし、にわかオタクはオタクであることステータスと感じているため、自分の知識が乏しいことを人に知られたくありません。

つまり、「にわか」であることをバレたくないのです。

そのため、本物のオタクを会話する場合は、主に聞き役に徹し、自分の知識量が貧弱であることを隠そうとするのが、

にわかオタクの特徴ということになるでしょう。

にわかオタクと呼ばれる人について、ここでは4種類の特徴を見てきました。

あなたの前に現れるかもしれないにわかオタクを見抜くための参考になさってください。