この世界にはあらゆる生き物が存在します。
比較的ペットとして人気な犬猫は生理的に受け付けないという人は稀と言えますが、爬虫類や今回お話をする虫に関しては嫌う方がよくいらっしゃることでしょう。
そこで今回は虫が苦手な人の心理的特徴についてご紹介致します。
【特徴・方法】
1.予測不能な動きが不愉快、或いは怖い
我々の身近な虫というと、ハエや蚊はあちこちを飛び回り、時に人の顔面にめがけて飛んでくることもあります。
人間でそんな行動をする人はまずいないが故に、人間以外の生物とわかってはいてもどうしてもイライラしたり怖いという気持ちが芽生えてしまいます。
またそのように飛び回る虫というのは人間に何かしらの被害を与えることがよくあります。
蚊は人を刺して血を吸い取ろうとするし、ハエは料理などに乗っかり、運が悪いと死んだ姿が料理に紛れて出てきたりしてクレームになることもあります。
そういった意味でも予想外な彼らに対してものすごい嫌悪感を抱く人は少なくありません。
2.うじゃうじゃと動く姿が生理的に受け付けない
いもむしやムカデといったあのなんとも言えない動きをする虫を嫌う人もいます。
そのような人達は、まずあの動きが生理的に受け付けません。
そもそも人間は足で歩き、手で物を掴むというはっきりとした動作がありますが、ムカデは百の足と書く名前の通り無数の足があり、数の多さだけにとどまらず動きの細かさが見ていて気分が悪くなる方もいます。
いもむしものっそりとした動きに加え、身体の大きさが極端に違う個体をたまに見かけることがあります。
何故か大きくなるほどその動きは余計に嫌なものに映ってしまう人も多いようで、彼らは一生懸命でも人間から見れば理解が出来なくても無理はありません。
3.グロテスクな模様、奇抜な色合いが生理的に受け付けない
代表的な虫として蝶が挙げられます。
アゲハ蝶のように色鮮やかで絵になる種類もおりますが、図鑑などをめくってみるととんでもない色の蝶を見つけてしまい、思わず仰け反ってしまうこともあります。
我々人間はある程度の差はあるものの、服装はバランスの良い色合いを選ぶことが基本であり、シーン毎に決まった色の衣服を着用し違和感を与えないように努めることもあります。
ところが蝶はそんなことはお構いなしに、いつでもどこでも奇抜な模様をこれでもかと見せつけるように飛んでいます。
極端な言い方をすると「あんなに気持ちが悪い模様は許せない」という敵対心まで生まれてしまうキッカケにもなってしまいます。
日本のお葬式でアロハシャツを着てくるような人が許せない、といった理由と同じレベルで蝶の模様を嫌うのでしょう。
4.大量に見かけるとゾッとする
身近な虫ですとアリが該当します。
虫でなくても、人間を含めた動物ですら群で行動をするものです。
人間に関しては同種の生き物ですし、都会のスクランブル交差点で行き交う人々を見て不愉快な気分になる人はあまりいません。
ところがこれがアリなどの虫に変わると話が別になってしまいます。
恐らく原因としては我々と異なる存在だからという理由もありますが、最大の理由としては我々の目から見てアリは全部同じに見えることです。
人間はたまにそっくりさんも見かけるとは思いますが、どんなに視力が良くても、よほど虫に愛情を注いでいる人以外の場合はアリは大体みんな同じに見えます。
その同じような姿形をしたアリが密集してぞわぞわと動いていたのを見かけると、少し怖く感じる人もいるでしょう。
5.何か被害を被るのではとビクビクする
毛虫やダニは人に対して被害を与えることがあります。
毛虫も自身が持ち合わせるあの無数の毛がまさか人間の肌に悪影響を及ぼしているなんてことは夢にも思わらないでしょう。
ダニも意図的に人間に危害を加えるとではなく、たまたま人間が使う布類に紛れてしまい、そこでとなんとか生き延びようと必死になるものです。
しかし、どんな理由であれ人間からすれば忌み嫌われる存在になるまでに嫌がられる十分な理由を持ち合わせているのがダニや毛虫です。
6.いきなり現れることに対して驚きと同時に動揺してしまう
ゴキブリのように、なんの前触れもなく突然出てきて驚くような虫も多いです。
驚くだけならまだいいとしても、突然のことすぎて激しく動揺し、悲鳴をあげながら逃げる人もいます。
もちろん他人が自分の家にいきなり上がり込んだら犯罪ですし、それはとても動揺するに違いありません。
しかしゴキブリなどの場合、なぜ入ってきたのかといった理由が全く見当たらないことも少なくありません。
とっさの対応が苦手と言うよりも、何故目の前にいるのか理解に苦しむことが多いのです。
どの生き物も人間とは全く違う生き物で、言葉などが伝わらないからコミュニケーションも出来ません。
特に虫は人間の前に出てくる明確な理由がわかっておりません。
害があろうと無かろうと、我々人間と比べてあまりにも異質な存在は見たくもないと頑なに虫との関わりを避ける人もおります。
虫が好きな方にとっては悲しい記事でしたが、それだけ嫌がる人が多いという証拠にもなってしまうというのもこの記事を通して証明出来たのではないでしょう。